張替夏子の音楽ブログ。

張替夏子の音楽活動中心のブログです。

明日の放送フライングといろいろ。

明日の放送では先日亡くなった作曲家、船村徹さんの曲が多く流れます。

 

拙作アレンジはアンサンブルオアシス&アクアの皆さんによる「王将」、「さだめ川」。
オアシス単独で「哀愁波止場」の3曲の予定です。

 

この3曲、それぞれに違う雰囲気の曲ですが、全て船村徹さんの作品です。。。


特に「王将」は自分の両親が大好きな歌なので、親孝行を兼ねてアレンジさせて頂きました。

母が船村徹さんの作品が好きなので、今回の訃報、とても残念そうにしています。。。

こどもの頃、誰もいない狭い畳の部屋で1人で「王将」を熱唱してたらしいです…

母談…なにその思い出……

 

前回オアシス&アクアの収録のときには、オアシス単独でのアレンジだったのですが、アクアの皆さんの美声と迫力に現場で圧倒されてしまい、もし次があったら混声で書きたい〜!と思っていたので、念願が叶って嬉しかったです。

各曲ソロも多く入れました。
合唱としてのハーモニーの美しさはもちろん、ソロの素晴らしい歌声も堪能して頂けると思います♪

 


話は変わりますが、番組ホームページにも発表がありましたが、今年も5月に公開収録が決まりました!

お客様のいる公開収録ならではの熱演に今年も期待大☆

今から楽しみです!

(アレンジャー陣も、今年も参加出来ますように〜〜!!!)


またも話は変わりますが、先日収録現場でJスコラーズの男性陣の皆さんとお話しする機会がありました。

というのも、ゲストさんとのコラボ収録が終わり、女性陣がコラボの衣装からカラードレスに衣装チェンジする間、衣装替えがない男性陣が休憩していたのです。

 

「自分はまだ学生なんですが…」と自己紹介してくれたメンバーさんが「ハリガエさんのアレンジ、いつも楽しみにしています」とお声かけしてくれたのがきっかけで、次々と皆さんが拙作アレンジについての感想を届けてくれました。

 

私の音の好みや展開の仕方(ちゃんと分析してくれていて感激でした!)、譜面に託したいろいろなことを、こちらが何も言わなくてもとても良く分かってくれていて、

 

「こういうところが歌っていて気持ちが入ります」

 

「ここのテノール、おいしいフレーズですよね!」

 

と譜面を見ながら伝えて下さって、アレンジャー冥利に尽きる、感謝感激のひとときでした。

 

普段、指揮者の方やピアニストさんとお話しする時間はあっても、合唱のメンバーさんたちとお話しするチャンスはあまりないので、こうして直に感想をもらうことが出来て本当に嬉しかったです…☆

 

今後もどんなに厳しいスケジュールだとしても、演奏して下さる皆さんに少しでも何かを感じてもらえるようなアレンジを心がけていきたいと思いました。

 

あと、その歓談タイムで私が個人的に嬉しかったこと。
それは、「手書きの譜面が演奏者に与える影響」についてでした。

 

私は譜面を自分の手で書く、単純に音符を手書きするという作業込みで作曲をする事が好きなのですが、その原点になったのは一番最初に作曲を教えてくださった故寺島尚彦先生の影響が大きいです。

 

先生は、楽譜は作曲者から演奏者に送るお手紙だから、思いやりを持って書かないとだめだよ、と幼い私に教えてくれました。

 

それから何十年経ってもその教えはずっと私の心の中にあるので、最終的な見直しのときには、もし私がテノールパートのひとりだったら、ここは休みじゃなくて歌いたいと思うかな。。。とか、もし私がアルトだったら、ここの跳躍はちょっと気になるかなぁ…??と、自分がその人その人の立場になって全体を見直しています。

 

そして手書きの譜面がどんなふうに演奏者のところへ届いているのか、ということを直に聞かせてもらうことが出来て嬉しかったのと同時に、やはり師匠の教えは素晴らしいものだったと再確認した次第です。

 

が、全てにおいて手書きが良いと言っているのではありません。
特に仕事となれば当たり前のように要求されるのは「時短」ですし、そのためにはパソコンでの浄書が当たり前なのは承知です。

 

インペクとして関わっていた録音スタジオでのお仕事は、その日に写譜屋さんから譜面が届き、ミュージシャンの皆さんはほぼ初見で演奏。そしてミュージシャンの方々が譜面を持ち帰ることはありません。

(私が5年間関わった数々のお仕事現場では、一度もなかったです)

 

ですが、この番組の場合は通常約2〜3週間の練習期間があり、本番が終わっても演奏者の皆さんが楽譜を持ち帰っています。

(回収処分しているとは聞いたことがないですが〜…、どうなんだろ、、、。聞かないでおこう。)

 

演奏者の皆さんの元に楽譜がある期間が、録音スタジオの仕事と比べたら確実に長いのです。

 

そういう意味でも、時間をかけて練習を重ねて本番の収録に臨む皆さんに、私も時間をかけて書いた手書きの譜面をお渡ししたい、と強く、改めて感じた収録日でした。

 

それでは、余談が長くなりましたが、明日の放送をどうぞお楽しみに☆