張替夏子の音楽ブログ。

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2月23日+3月1日、日本名曲アルバム感想。

2月最後の週の放送にて、昨年10月に収録していた拙作アレンジ、ハルモニアアンサンブルの皆さんによる「乙女座宮」が無事に放送となり、3月最初の放送での拙作アレンジは、杜の音シンガーズの皆さんによる「君の名は」と「エメラルドの伝説」の2曲でした。

 
「乙女座宮」は打ち合わせのときに初めて聴いた曲で、どちらかというと暗い曲のイメージがあった山口百恵さんにこんな明るくて可愛らしい曲があったんだー、しかも星座が出てきて面白い〜♪と明るい雰囲気の曲は苦手なのですが、これは合唱風に生まれ変わったら結構面白いかも…と思いアレンジさせて頂きました。
面白い言葉が沢山出てくるので、音楽的な工夫というよりは言葉遊びを合唱で表現したらこんな感じかな?という流れで形にしてみました。
現場の皆さんに「何座??」と聞いたり、星座トークで盛り上がったりしてとても楽しかったです☆
 
またこの日は拙作アレンジの「九月の雨」も再放送して下さり嬉しかったです♪
このアレンジをしたおかげで、主旋律の音域が広い楽曲の、女声のみのアレンジのコツが自分なりにわかったような気がします。
反省点も勿論ありますが、自分の中では女声のみの合唱アレンジにおける大事なことに気付けた曲という位置付けです。
 
そしてガラリと雰囲気の違う「君の名は」ですが、まず念頭に置いたのは前回の収録で(拙作アレンジは「シャルウィーダンス」と「サウンドオブミュージックメドレー」でした)の杜の音さんたちの独特のハーモニーの豊かさがとても素晴らしかったと感じたことで、その良さを引き立たせるアレンジがしたいと思った事と、古い楽曲をそのまま使うのではなく、折角なので現代風に生まれ変わらせて独立した楽曲としても引き立たせたいと思い、原曲の歌詞にある切なく苦しみにも似た相手を想う感情を、1部1部で個性を持たせるモチーフを使いつつ、私なりに実際に収録現場で感じた杜の音さんたちのイメージを反芻しながら、こう表現してもらえたらステキかな?という構成を最初に決めて形にしました。
 
個人的にはこのような憂いのある深い音楽が日頃から大好きなので、私の好きな要素満載で書いてしまい、更にこの回のピアニストさんは藝大の作曲専攻の方ということもあり、今回「君の名は」で使った音楽的駄洒落の「裏メニュー」をすぐ当てられてしまい若干恥ずかしかったり…。
 
が、全体を通して私なりに思い描いた「君の名は」の世界観にかなり近い演奏をして頂けて、とてもお気に入りの1曲となりました☆
感謝感謝です…!
 
「エメラルドの伝説」は初めて聴いたときに、綺麗なメロディラインとどこか幻想的な世界観の歌詞の両方に、原曲の要素から離れて合唱風、またはクラシック的にアレンジしてもおかしくないのでは?と閃いてしまい、自分で書いてみたくなったのでアレンジさせて頂きました。
 
偶然なのですが、今回選んだ2曲には共通する心情があり、時代背景や音楽のジャンルは違っても、いつの時代もこういう内容の曲は人の心を打つんだなぁ…と、とにかく「君に逢いたい」と繰り返すこの曲も、「君の名は」と同じような音作りで共通させてみたら面白いかも、と個人的に楽しみながら形にしました。
 
原曲の特徴でもある、男性の高音が持続するメロディをテノールパートだけに受け持たせるのは少々辛いものなのかな〜…、と少々悩みましたが、いや、あの素晴らしいメンバーが揃っている杜の音さんたちが歌ったらより素晴らしいものになるに違いない!と思い切って譜面をお渡ししましたが、確かに全くの杞憂でした…。
本当に素晴らしい男声パートで有難かったです…☆
 
またこういう男声がメインの曲は、女声パートの扱いをどこまで絡めたら良いか悩むところなのですが、私が勝手に思った事ですが、この曲の中に出てくる湖に身を投げた緑の瞳のエメラルドの女性もなんで身を投げたかは分かりませんが、男性に逢いたいと思っているのではないかと。
そう思って「逢いたい」を女声パートでも繰り返しカノンで男性に向けて歌って欲しいなと思い、あのような形にしました。
 
以上、拙作アレンジ3曲の解説でした。
 
来週は2時間スペシャルです!
アレンジでは関わっていませんが神野美伽さんのスタジオでのパフォーマンスがとてもとても非常にサイコーに素晴らしかったので、必見!必聴です!!
 
拙作アレンジもめずらしく5曲も放送予定です。
もうほとんどストックがないのでは〜…??と今回の大放出に少々ビビっておりますが、内容盛りだくさんの来週の放送を今から楽しみに待ちたいと思います☆