張替夏子の音楽ブログ。

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日本名曲アルバム「夢をあきらめないで」と「帰ろかな」

放送からはだいぶたちましたが、いつもの曲解説など。

「夢をあきらめないで」、略して「夢あき」は打ち合わせでハルモニアの女声のみ、と既に編成が決まっていました。

原曲がとても有名だし、合唱にもなっているし、さてどうしようかなぁと思いましたが、ハルモニアのあの素晴らしいハーモニーを奏でて下さる皆さんが、番組のためだけに歌うのですから、私も自分なりに「夢あき」を形にするならどうしたいかを考えながら音を置いていきました。

実際収録では混声の撮りが10数曲終わった後、最後の最後でこの「夢あき」だったので、朝から収録ぶっ通しのなか、本当にお疲れのところにも関わらず、こんなにステキなハーモニーで聴かせて下さりひたすら感謝しかありませんでした。

お疲れ…、といっても歌の経験がほぼ無いワタクシが勝手にそう思っているだけで、普段から途方も無い訓練を日々積み重ねている皆さんなので、限界という限界は想像を超えているところにあるのでしょう。恐らく。。。

ソプラノのソロはこれ、贅沢言ってはいけないのだろうけど、田村さんに歌って欲しいなぁぁ〜〜!と思いながら書いたので、本番で本当に田村さんが歌って下さっているのを知ってめちゃくちゃ嬉しかったです!!
思わず終わった後にその旨を興奮気味に田村さんにお伝えしてしまいました…。
ミーハーやってしまいました…。

ハルモニアの「夢あき」、本当に素晴らしい演奏をして頂き、自分の中でもお気に入りベスト10の中に入っています♪


「帰ろかな」について。
こちらは打ち合わせで、本当に、本当に恐れ多くも、あの、Jスコラーズの榎本先生からアレンジのご指名を頂き、Jスコラーズラインナップ表の中から自分で選ばせて頂きました。

しかし、選んだはいいけど、どうしよう〜〜…、と正直思いました。
いつもあのものすごい熱演を聴かせて下さっているJスコラーズの皆さんに向けてアレンジするなんて思ってもみなかったし、特に個性的なグループなのであまりにも自分色を押しつけるのもどうなんだろうか…。
しかし、ご指名して下さったということは、私の何かしらのアレンジをお聴きになってのことだろうし、だったらJスコラーズらしく、というよりは、自分色を出しつつ、榎本先生に「なんだこれ、つまんねーな!」(と言うような口調では決してありませんので悪しからず。私のただの想像です…)と思われないように、あれだけ凄い演奏をされる先生なのですから、弾いて頂けるようなものを書かなければ〜〜!!という結論が出まして、

1番…とりあえず自分色満載。

2番…ソロでもっていく。

間奏…裏メニューの「新世界」のメロディを組み込む。「帰」繋がり。音楽的駄洒落。

3番…ピアノも歌もここで大爆発。(クラシックさは失わせない)

という大まかな道筋ができ、これをまとめるには…まとめようがない。という結論が更に出て自分でずっこけたので、じゃあもう打ち合わせでは「脱演歌でよろしく!」と言われていたし、開き直って1曲ずつ独立した組曲風メドレーみたいにしよう!!と決めました。

そんなわけで収録当日、榎本先生からは「まるでブラームスベートーヴェンだね!」とお言葉を頂き、私の中ではラフマニノフ風だったのですが、クラシックさが伝わっていただけでも自分に良しとしました。

合唱の皆さんたちも私が書いたちょっと複雑な和声をしっかり理解して下さり、いつものJスコラーズらしい熱演を聴かせて下さって嬉しかったです☆
更に譜面が真っ黒になるほど書き込んだ譜面を細かく読み込んで下さり、完璧に再現して下さった榎本先生にも本当に感謝でした…!!
あんなに書きたい放題書いたにも関わらず、パーフェクトな演奏をして頂けて、書かせて頂けて良かったなぁと思いました。

そして、この収録で初めてJスコラーズの収録現場を見たのですが、皆さんの何が凄いって、指揮者が立っていないのです。
目の前には誰もいません。
それなのに、音楽が流れで揺れても全くズレていませんでした。
歌っている皆さんは常に周りの音を聴いて歌っていて、合わせる気持ちがヒシヒシと伝わってきて凄かったです。

もしまた書かせて頂ける機会があったら、次回は私自身の脱皮のためにも、スコラーズらしさを取り入れたアレンジが出来ると良いなぁと思っています。

曲解説は以上です。

今週、番組でもいつもお世話になっているフェリスフラウエンコーアの演奏会にご招待して頂き、聴きに行ってきました。

前半は普段お勉強されている賛美歌やレクイエムを。
後半は日本名曲アルバムでフェリスが担当した曲を。
プログラムを拝見してビックリ!
なんと拙作アレンジ曲を、後半の後半に4曲も演奏して下さいました。。。ビックリ!!
フラウエンの皆さんが拙作アレンジをとても気に入って下さっている気持ちが伝わるような熱演に、自分でアレンジしたにも関わらず、心から感動を頂きました!
本当にありがとうございました!!

また、演奏会場ではいつも番組でフェリスのアレンジをされている岡島先生ともお会いできて、初めましてでしたがとても気さくな先生で、音楽のお話など、させて頂きました。
個人的にもフラウエンらしい繊細なアレンジをされている岡島先生のアレンジが以前から大好きだったので、かなりミーハーなお話を興奮気味にしてしまいましたが、裏話なども聞けてとても嬉しかったし、勉強になりました。

フェリスの皆さんとの次回の収録を楽しみにしつつ、久しぶりにとてもステキなひとときを過ごす事が出来ました。


次回の放送では、あれ?これ、ボツになったのかな?と密かに思っていたハルモニアの混声による「乙女座宮」が放送予定です!
最近すっかり女声アレンジはワタクシが担当するのが定番になりつつありますが、またハルモニアの混声アレンジが出来るといいなぁと思いつつ…。
あと以前放送されたハルモニア女声の「九月の雨」もラインナップされてます。
こちらはイントロのカノンだけで満足してしまったという1曲です。

聴いて頂けたら嬉しいです☆

また、前の記事にコメントを下さったケセランさん、日本名曲アルアルさん、なぜか不具合が出てしまいコメントのお返事が出来ず申し訳ありません!

いつも励みになっております。
ありがとうございます!!