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張替夏子の音楽ブログ。

張替夏子の音楽活動中心のブログです。

前回の放送と、昨日の放送をまとめて。

 

前回の放送での拙作アレンジは、ハルモニアアンサンブルの女声の皆さんによる「ヒロインアニメ主題歌メドレー」で、サリーちゃん始まりのひみつのアッコちゃん経由、キャンディキャンディ終わり、という内容でした♪

 

収録中、ハルモニアのお姉様方に可愛いメドレーを素敵に歌って頂き、こちらも自然と終始笑顔に…♪


放送ではこの演奏前のVTRでハルモニアのメンバーのコメントがあって新鮮でした!

大人っぽい曲やど演歌等、なんでもこなして下さるハルモニアですが、可愛らしい雰囲気のハルモニアもお気に入りです☆

 

 

昨日の2時間スペシャルでは同じくハルモニアアンサンブルの皆さん混声で「花のメルヘン」と、「おさななじみ」が放送されました。

 

この2曲は聴いている視聴者の方々が原曲を思い出せるアレンジ=原曲重視との制作側からのリクエストだったので、ありとあらゆる聴こえてくる音をパートに振り分けて原曲の雰囲気そのままに譜面にしました。

 

普段は自分の好き勝手アレンジするのが殆どなのであまりやらない採譜に近い作業でしたが、書いたものが本物そっくりに聴こえてくるという面白さがありました。

(演奏団体がハンパなく上手いので余計にそう聴こえる)

 

演奏して下さったハルモニアアンサンブルの皆さんは普段からプロの合唱活動をされている方々なので、個人的にもハーモニーを奏でることでサウンドの素晴らしさが感じられるグループだと思っています。

 

その理由から、普段からハルモニアさんにはなるべく美しいハーモニーを聴かせてもらいたい!という個人的な願望から、少ししかソロは入れないのですが、今回のアレンジでは原曲でソロを歌っている箇所が多かったので少々恐縮しながら提出したものの、もっとソロで!との声もあり、ソロ多めの内容だったのですが、どのソロもまあ素晴らしい素晴らしい…
さすがでした!

 

「花のメルヘン」では物悲しいテノールソロと原曲では木管楽器が奏でていたソプラノソロの掛け合いが美しく、原曲の雰囲気がすごく出ていて素晴らしかったです。 

 

ちなみに、セリフ有りの楽曲の場合、ほとんどがカットになるのですが、今回の「花のメルヘン」に限っては「有りです!」とのことだったので、ワクワクして収録に向かいました。

原曲では幼い女の子の笑い声とセリフが入っていますが、ハルモニア版のセリフもとっても可愛かったです!

しかも放送では字幕が…!

ビックリしましたが演出にも拍手でした☆

 

「おさななじみ」の方は男性陣4名のそれぞれのソロがとっても生き生きとしていて、そこに原曲ではトランペットや弦楽器の音だったオブリガードを女声パートに託してみました。


結果、ソロも上手いし面白いし、そのウラのオブリまで上手いし面白いし、個人的には大満足のサウンドに♪

 

「おさななじみ」は物語を聞いているような歌詞とほのぼのとしたメロディの曲なのですが、淡々とした一定のリズムの繰り返しの中でストーリーの楽しさや面白さ、ドキドキや喜びを表現しないとならないので、一見簡単そうな曲なので誰でも演奏出来ると思ったら大間違いかと…。

(特に飽きっぽい自分にとっては例えばこれを演奏する側になったとしたらかなりの難曲間違いなし)


それをサラッと違和感なく聴かせて下さったハルモニアの皆さんが本当に凄い!ということを改めて実感した「おさななじみ」でした。

(特にピアニスト水野さんは縁の下の力持ち、陰の功労者!あの演奏時間中ずっと同じリズムを正確なテンポで刻むというのはなかなかに骨の折れることです…。現場でも「さ、さすがです〜!」と拍手を送りました)

 

と、昨日はこちらの拙作アレンジ曲前にもVTRがあり、ソロの男性4人衆がコメントしていて微笑ましかったです♪

 

昨日の2時間スペシャルでは各団体、名演奏名アレンジがたくさんあって、2時間があっという間でした。

「一杯のコーヒーから」、「港が見える丘」、「私の青空」、「いい湯だな」、「フェニックスハネムーン」などなど。

じっくり聴いたり楽しんで聴いたりと、本当に楽しい2時間でした☆

 

特に杜の音シンガーズの皆さんによるアカペラ「森の小径」は、難しいハーモニーを1カ所も崩すことなく完璧な演奏を聴かせてくれて心底感動しました。

アカペラはまだ怖くて書けませんが、いつか挑戦してみたいと思っています。

 

次回は一週空いて、フェリスとサンシャインシンガーズの回です。

拙作アレンジは2曲放送予定です♪

どうぞお楽しみに〜

 

ドリームシンガーズコンサート第二夜感想♪

昨日の放送では前回に引き続き、10月1日におこなわれたドリームシンガーズコンサート第二夜が放送されました。


後半の拙作アレンジは、第四幕の「太陽がくれた季節」とアンコールの「上を向いて歩こう」の2曲。

 

「太陽がくれた季節」の方は以前、洗足の女声チームにアレンジさせて頂いた曲でしたが、今回は混声でということでリアレンジ。


洗足のときもそうでしたが原曲重視のリクエストでしたので、混声バージョンでより原曲に近いサウンドをお届け出来たのではと思います。

 

この曲の後に続く楽曲がエンディングにむけてどれも叙情的で深い曲ばかりだったので、比較的軽めの元気な青春ソングという位置付けとして手がけました。
歌っている皆さんの表情も明るくとても良い雰囲気で演奏して頂きました。


アンコール、「上を向いて歩こう」の方は初アレンジ。


この番組内でも、5月におこなわれた公開収録でも演奏されましたが、「今回のドリームシンガーズコンサートのエンディング用に盛大なアレンジで」とリクエストがありました。


途中メンバーを代表してコール・ステッラの藤原唯さんがご挨拶することが決まっていたので、その辺りの音楽的な流れや譜面上の問題などを考慮しながら形にしました。

 

昨日の放送では残念ながらそのご挨拶部分や、そこからつながる盛り上がりの一番好きなアレンジの部分が放送の都合上カットされてしまいましたが、本番では昼、夜公演両方ともタイミングバッチリ!演奏含めて全てを締めくくるに相応しいアンコール曲となっていたように思います。


ドリームシンガーズコンサートでの拙作アレンジ曲は、普段の収録ではまず自主的に手を挙げないような曲が多く、譜面を書いていても足もとがおぼつかない中進んでいくような、確信がないまま答えを出していかなくてはならないような気持ちを抱えたままの作業が長く続いたので、実際にリハーサルで演奏を聴かせて頂くまでは不安でいっぱいでした。
(もちろん、素晴らしい演奏家の皆さんのおかげでそんな心配は一瞬で吹き飛びましたが…)

 

アレンジャーあるまじきなことなのですが、私は音楽や音の好き嫌いが強くあることを自覚しているので、日頃はなるべく「自分に負担、周りにご迷惑」とならないよう、自分の持っているものを活かせる楽曲を選ばせてもらっていました。

 

が、今回のように自分の好きな音使いをどう活かしたらよいかと悩んでしまうことが、今後も仕事を続けていけばいくほどますます増えてくると思います。


アレンジの仕事に対して漠然とした不安を抱えていたこの時期に、このような企画に参加することが出来て、今後のアレンジ仕事への方向性や気持ちの持っていき方等を良いタイミングで学ばせて頂きました。

 

ドリームシンガーズの今後のご活躍、楽しみにしています!!


ちなみに放送で、安東アナとメンバーのトークが流れてとっても嬉しかったです!
放送を観ながらまた笑わせてもらいました!

 

実際のステージではもっと沢山のトークがあり、バスパートの青木さんの音楽論なんて本当に感心してしまうくらい素晴らしいコメントでした!
(それをすぐ側で聞いていたピアニスト水野さんの「長い…!」というツッコミを拾った安東アナ、という流れもとても面白かったですが…)

 

更に非常に残念だったのは、先輩アレンジャー井上氏の力作アレンジ、「アメリカンポップスメドレー」が…なんとこちらも放送の都合上2曲カット…

 

杜の音シンガーズの山田華さんの透明感あふれる素敵なソロがカットされていてかなりショックでした…

 

このアメリカンポップスメドレーに関してはコンサートの打ち合わせで、この「全曲メドレー案」を聞いた時、ビックリ仰天!たまげてひっくり返りそうになりましたが、経験豊富なアレンジャー井上氏の力作と、実力ある演奏家の皆さんだったからこそ、形になったメドレーだったと思います♪

本番当日、メドレー最後の「ダイアナ」が終わったときはとっても感動しました…☆

 

で、きっとこの感動はフルサイズで聴かないと…と思うんですよね〜…あー残念。。。

 

 

来春、番組のDVDが発売されるようですが、ドリームシンガーズコンサートのDVDもノーカットで発売されると良いなぁ。。。

突然の朗報があることを心待ちにしたいと思います!

 

 

現在は年内最後の収録に向けての打ち合わせやアレンジ作業真っ只中です!
年明け2017年の収録予定等も続々と…

 

ですが、まずは月末締め切りと来月中旬の締め切りに向けて、手元にある1曲1曲を地道に完成させたいと思います☆

本日の放送について♪

次回収録分の納品が先週末にギリギリ終わり、わーい自由になったぞ〜!!と喜んでいたら昨日の夜、次の収録分の発注が来ました…

 

なかなか遊べない…

 

そんな中、10月1日に公開収録を行ったドリームシンガーズコンサート、本日放送です。

 

前半の拙作アレンジは、第2部のオープニング「青い山脈」と、「ひばりメドレー」♪

 

日頃手がけない雰囲気の曲をリテイクくらいながら頑張って形にしましたので(とくに「ひばりメドレー」…)聴いてもらえたら嬉しいです☆

 

 

青い山脈」は初っ端から客席の皆さんの期待を裏切るアレンジとなっております。

(制作側から「1番から4番まで、全部違うアレンジにして盛り上げて」と注文があったのもあり…)


そんなわけで1番から3番にかけて、「こんな青い山脈、聴いたことないー!」と怒られそうなくらい原曲から掛け離れるので、4番でいつもの「青い山脈」に戻すというプランでアレンジしました。


実力ある声楽家の皆さんが集まって合唱するとこんな凄いことになるんだー!!と演奏も素晴らしく、司会の安東アナとメンバーの皆さんのトークがすごい面白かったので、流れると良いなぁと思ってますー♪

 

19時からです!

ドリームシンガーズ感想と、明日の放送についてフライング。

先日のドリームシンガーズのデビューコンサート、昼の部と夜の部の両方を聴かせて頂き、両方とも沢山のお客様に恵まれて、数曲でしたがアレンジャーとして参加することが出来てとても嬉しく思いました。

 

この日の放送は10/18、10/25だそうです。
とても面白かったトークも放送されるといいなと思っていますが…、どうなるでしょう??

放送を楽しみに待ちたいと思います♪

 

***

 

そして、明日放送の2時間スペシャル、放送予定をよく見ていたら拙作アレンジ、おそらく過去最多の6曲放送です〜。
普段から2〜3曲しか書かないので、もうストックないんじゃ…

 

放送はあっても私のアレンジ曲はしばらく流れないかもしれませんので、宣伝を兼ねてお知らせします。

 

・最高に美しいソロと豊かなハーモニーで大大大満足だった「夜明けのうた」
今年アレンジを担当させて頂いた中でも、何度も自分で聴きたくなるくらいのお気に入りです♪

 

・誰もが知っている超名曲を清々しく演奏してもらえて感謝感謝の「北国の春
これは聴いててホント元気が出ます。
2番以降はかなり遊ばせてもらいました!
リテイク無しで有難かったです♪

 

・少々解読しにくいアレンジにしてしまったかな〜…と思いましたが、指揮者の先生の的確なアドバイスにこっちが感動した「銀色の道」
3番の中間部から最後にかけてがすごいお気に入りです。

 

・参考で聴いたハネケンさんの演奏が名演すぎてなかなか頭から離れず、書きながらハネケンさんを思い出して涙涙していた「思秋期」

しかし、ハネケンさんの演奏はハネケンさんのものなので、私はあえて原曲に忠実に、かつオアシスの皆さんの良さが出るようなアレンジを心がけました。
(そして人生において最も大事な思春期を女子のみの環境で過ごすと、この歌のような繊細な乙女心を学ばずに育ってしまうよな〜と思い、心の中でむせび泣いた「思秋期」…)

 

松田聖子の名曲を大好きな坂本冬美さんが歌うと聞いて自ら立候補した「抱いて…」

原曲がとてもカッコよかったので雰囲気はそのままに、ピアニストもいつも正確な演奏でとても信頼している兵頭愛美さんでしたので、原曲のありとあらゆる音をピアノに任せて書くことが出来、とても有難かったです。

 

・そして、いつもはシリアスな曲を担当することが多いアンサンブルオアシスにめずらしく?可愛らしい曲が当たっていたので、可愛さとエレガントさのバランスを考えながらアレンジしたアイドルソング「まちぶせ」

 

以上6曲(だと思います。違っていたらすみません!)聴いてもらえたら嬉しいです♪

 

その他のラインナップも聴きごたえのある楽しい曲ばかりです!

 

坂本冬美さんの「飾りじゃないのよ涙は」や「串本節」、さくらまやちゃん(いや、さくらまやさん)の「北海盆唄」、エンディング一つ前の「さよならの向こう側」は冬美さんの心のこもった熱唱でした!

 

明日火曜日、夜7時からの2時間スペシャルです☆

 

ぜひ!

9月20日日本名曲アルバム感想。

 

本日の拙作アレンジ放送は、年1回の出演という超レアな武蔵野音大の皆さんによる「峠の我が家」

(人数多めの混声合唱ということで、響きを大事にアレンジしました。いつもの裏メニューは「ふるさと」です)

と、

ハルモニアアンサンブルの皆さんによる、五木ひろしのど演歌「細雪

(脱演歌で、とリクエストがあったので、ど演歌とクラシックの融合。そして若干やり過ぎの各パートの掛け合いも、ハルモニアの皆さんだったので素晴らしくまとまっていて感謝でした!やっぱり書いてて楽しい脱演歌シリーズ)

と、

同じくハルモニアで、沢田研二決意の名曲「コバルトの季節の中で」

(こちらは原曲自体が感動の名曲だったので、あまり弄らず仕上げました。沢田研二の歌い方が独特のリズム感だったので、ほぼ自分で採譜して譜面にしました。と、細かいところがとても難しい曲でしたが、さすがハルモニアさん♪文句なしの素晴らしい演奏でした!ノーストレス!!)

の3曲でした。

 

 

ところで、この日の収録では地震があり演奏中断、収録中断という珍しいハプニングが。
ちょうど昼休憩でスタッフさんたちと「東北の地震では〜」とか「九州の災害が〜」とか話していたので、地震を呼んじゃったかとビックリしました!

 

近況。

先日、ドリームシンガーズの初顔あわせ、リハーサルがありました。

選抜メンバーの皆さんのハーモニーを近くで聴かせて頂き、スタッフの皆さんと共に絶賛でした!

普段はスタジオで挨拶くらいしか出来ないメンバーの皆さんと話す時間もあり楽しい時間を過ごしてきました。

リハーサルはまだまだ続きます。

出来上がるまでの過程を聴ける機会もそうは無い事なので、出来る限り参加する予定です。

 

そんな中、通常収録の書きも控えていたり、バレエのワークショップでの演奏も控えていたりの日々ですが、若い世代の皆さんからパワーをもらって、喜んで頂けるアレンジが出来るよう引き続き頑張りたいと思います☆

 

9月13日日本名曲アルバム2時間スペシャル感想

この日は2曲、拙作アレンジが放送となりました。

 

1曲はサンシャインシンガーズの皆さんによる「きみの朝」。
この曲は比較的合唱にしやすい原曲だったので、それほど苦労はなく、2番のサビ前までを全部各パートソロにしたのは、番組参加間もないサンシャインシンガーズの皆さんお披露目的なアレンジャーの勝手な楽しみでした。
どのパートのソリストさん達も短いソロではありましたが丁寧に歌って下さって嬉しかったです。

 

 

もう1曲はフェリスフラウエンコーアの皆さんによる「シルエット・ロマンス」。
以前ステッラの皆さんに大橋純子さんの「たそがれマイラブ」をアレンジさせて頂いた時に、その楽曲のカッコよさに惹かれ、また大橋純子さんの曲があったらぜひアレンジしたいと思っていたので、この曲が選曲表にあったのを見て速攻立候補して書かせて頂きました。
私のアレンジでは初の試み、イントロでのソロを思い切って書いてみましたが、これから物語が始まる前のイントロとしてとても相応しい演奏を聴かせてくれました。
収録当日はピアノの浜田さんとソプラノソロ担当の上野さんに、「イントロから切なさ全開で、2人の世界を作って下さい!」と伝え、見事その雰囲気たっぷりで演奏してくれたのでとても嬉しかったです。
全体的に大人っぽく、しっとりと歌い上げた雰囲気が個人的にも大好きな1曲となりました。


以下、その他の勝手な個人的感想。

1曲めのゲストの坂本冬美さんの代表曲である「夜桜お七」ですが、冬美さんが「この番組オリジナルのアレンジね」ととても気に入っていたのが印象的でした。アレンジャー田尻さんの思い切った合唱アレンジが本当に素敵で、私もこのバージョンの「夜桜お七」、かなりお気に入りです!

 

あと、やはり杜の音シンガーズの「レモンのキッス」は、こちらも聴いていてウキウキするような素敵な仕上がりでした〜!
前回の杜の音さんは男性メインの「ビキニスタイルのお嬢さん」がありましたが、今回は女性メインの「レモンのキッス」。
杜の音さんはもうオールジャンルを上品に仕上げるグループとして定着ですね。
私はいつも癒し系かシリアス系のアレンジしか提供出来ないので、コミカル系の楽曲が杜の音さんで演奏されるのをいつも楽しみにしています。


次回は「コバルトの季節の中で」、「細雪」、「峠の我が家」の3曲、拙作アレンジが放送予定です。
脱演歌で!とリクエストされた「細雪」、とても楽しく書かせて頂きました♪

来週も聴いて頂けたら嬉しいです!

8月30日放送「日本名曲アルバム」感想♪

この日の放送では最後の最後に拙作アレンジ「君忘れじのブルース」が放送されました。

 

原曲の淡谷のり子さんの歌を聴いてまず、なんて音域が広いんだ…、と、これを合唱にするにはさてどうしよう。

というところで、まず調を決めるのにだいぶ悩み、更に曲の盛り上がりや終わり方、間奏までもがこの曲の持つ個性に溢れていたので、それらを崩すことなく、ハーモニーやオブリガードによってより深く詩の世界を表現出来ないだろうかと慎重に考えながら形にしました。

 

謡曲のアレンジで難しいと思うのは、低い音域にメロディがあるとき、高い音域を受け持つパートの役割です。

メロディが低音域から高音域に移動するとき、アルトからメゾを通りソプラノに受け渡せば良いと最初は思っていましたが、安易にそうしてしまうと今度はメロディではなくなる音に流れるパートがおかしくなる事が多々あります。(もちろん受け渡しがスムーズな曲もありますが)

 

その違和感がなるべくないように、更にメロディではない高音域を受け持つパートが不自然でないよう気をつけながら音を選びました。

(1曲を完成させるまでにもう何度も何度も頭の中や実際に演奏して練っていくので、慣れてしまう部分もあるのですが)

 

そして、2番でアルトからメゾ、メゾからソプラノにわざわざソロとして歌ってもらった理由は、淡谷のり子さんの音域の広さを敢えて露骨に出してみたかったからです。

本当に凄い!と思ったので。

有難いことに3名のソリストさんたちの素晴らしい歌声にも助けて頂き、今日の放送を聴いて改めてこの部分はソロでお願いして良かったなぁと思いました。

 

また最後の部分で歌詞が無くなるところ。

ほんの数小節ですが個人的にはここの雰囲気がめちゃくちゃに想像通りで最高に好みな部分で収録時、心の中でひとりガッツポーズでした。

オアシスの皆さんだからこそ表現できる、女声のみの音の深みが最高に出た部分かと。

 

原曲が自分好みだとどこまでも追求して考え抜いてしまうところが未だにあります。。。

 

また新たな収録で担当するアレンジ曲でも、自分好みの原曲と出会えると良いなぁと思います。

 

以下勝手な個人的感想です。

この回の収録スケジュールを頂いたとき、Jスコラーズの単独曲の中に「おもちゃのチャチャチャ」があったので、子供色の強いこの曲を、スコラーズの皆さんがどうやって演奏するんだろう??と内心とても驚きました。

 

が、演奏を聴いて大感動!!

榎本先生のアレンジがとても素晴らしく、Jスコラーズの「おもちゃのチャチャチャ」になってる〜〜!!

歌っているみんなが本当に楽しそう!

アレンジとにかく素晴らしい!!

合唱って、こうだよね!とあまりにも素敵だったので、わーわー騒ぎながら気がすむまでリピートしてしまいました…。

 

スコラーズというと、やはり今回の中では「お嫁サンバ」だったり、とにかくパワフルなエネルギーでの演奏、というイメージですが、今回の「おもちゃのチャチャチャ」はその雰囲気もありつつ、可愛らしさや大人っぽさ、歌の世界観を損なわない表現など、本当に素敵な演奏でした。

 

 

 

次週はお休みで、9月の最初の放送は2時間スペシャルとの事。

こちらアレンジャー陣は8月いっぱい収録自体はお休みでしたが、また9月からノンストップで収録に臨みます。

 

打ち合わせスケジュールも決まり、また宿題を頂いてくるので追われる日々が始まりますが(8月はドリームシンガーズ分がありましたが、制作期間は通常より長めにとって下さったので修羅場ではなかった)、どんな名曲と出会えるのか、今から楽しみです。