張替夏子の音楽ブログ。

張替夏子の音楽活動中心のブログです。

先日の放送の感想。

先日の火曜日、我が家は朝からソワソワ…

待ちに待った島津亜矢さんの放送日だったからです。

 

島津さんが紅白初出場したくらいの年から父が島津さんのファンになり、テレビに島津さんが出ると、

「おい!静かにしろ!」

と言って家族を黙らせ、そして島津さんの歌が終わるまで私語禁止、というのが暗黙のルールとなってから、私も母も島津さんの歌に感動…☆

 

いつの間にか島津さんがテレビに出て歌うときには真剣に聴く姿勢になっていました。

 

そんなわけで、名曲の現場でもプロデューサーさんに「島津亜矢さん呼んでほしいなぁ〜」とだいぶ前から、同じく島津さんファンのスタッフさんとちょこちょこ言っていたわけです。

 

でも年間を通してスケジュールびっしりの島津さんが、日曜日の昼帯に空きがあるなんてことはないだろうし、もしあったら奇跡だなー、と思っていたところ、プロデューサーさんから

「決まったよ、島津さん」

と言われて私もスタッフさんも、そしてうちの両親も大喜び!!

 

編曲打ち合わせのときも、島津さんの「感謝状」があったので、速攻挙手してアレンジ担当にさせてもらいました。

 

そして収録当日。
スタジオで歌う島津さんの表現力ハンパない歌声が素晴らしすぎて終始ウルウル…。
あやうく自分の仕事を忘れそうになるくらい、聴き入ってしまいました。

 

収録後、島津さんに「うちでは島津さんがテレビに出ると私語禁止なんです。父が、おい!島津さんだ!静かにしろ!って言うんです」と伝えたら、とても楽しそうに笑って下さり、「ありがとう〜」と優しく微笑んで下さり、そして快くお写真まで…

お人柄も素晴らしすぎる島津さん。

ますますファンになりました☆

 


そして、この日はワタクシの中高母校の洗足学園音楽大学コールファンタジアの皆さんとの、久しぶりの収録日でもありました。


中高の6年間という最も多感でマイペース極まりない、しかし毎日が最高に楽しかった時代を過ごした思い出いっぱいの洗足学園

どうしても親心?が芽生えてしまいます。
止まらない母校愛(笑)

 

洗足の「同じ学び舎」と言いたいところですが、年々姿形を変えていく母校なので「同じ敷地」と言わざるを得ませんが、その同じ敷地内で音楽を学んでいる皆さんが輝けるようなアレンジを、と思いながらいつもとにかくコールファンタジアの皆さんを応援しています!

 

今回はコールファンタジアに水前寺清子さんの「いっぽんどっこの唄」をアレンジしましたが、若さや明るさ、音楽を心から楽しんでいるよー!という洗足のカラーを素直に出してもらえるようにと思いながら形にしました。

 

島津亜矢さんと洗足のコラボも、個人的にはとても嬉しかったです☆

永久保存版となった回でした。


またも親孝行、母校孝行させて頂き、番組には感謝の気持ちでいっぱいです…☆

上半期最大の。

忙しい時期が無事に終わりました。

 

先日の土曜日、県外のバレエスタジオにて、毎年恒例の試験伴奏の仕事でした。

 

本番までに何度も合わせに行き、特に大きい学年の子たちとはその都度、テンポの確認やタイミングなどを試験前日のレッスンでもしっかり打ち合わせをして臨みました。

 

今年は7クラス、計120曲。


5時間半の耐久レースでしたが、なんとか完走出来ました。

 

 

毎年のことではありますが、この行事が私にとってのピアニスト業のバロメーターとなっていて、自己練習をしっかり時間をかけてやっても試験を受ける生徒さんたちに迷惑をかけるような事になったら、潔く身を引く覚悟でやっています。

 

今年でバレエピアニスト業も10年目になり、年齢的にもいろいろなところで自分の演奏に歯がゆさを感じることも出てきましたが、今年は生徒さんのお母様からとても嬉しい言葉を伝えてもらえたのです。。。

 

小学校高学年の生徒さんが、


「私、ハリガエ先生がピアノを弾いてくれたら上手に踊れる!先生はひとりひとりの踊りを見ていてちゃんと合わせて弾いてくれるから。あいだとあいだのところが凄いんだから」


と試験前のレッスン後にお母様にそう伝えてきたそうです。

 

それを聞いて、踊りに合わせて弾くことが良いことなのかそうではないのか、私には判断できませんが、少なくとも私のピアノをそういうふうに受け止めてくれた生徒さんがいて、それを伝えて下さったお母様がいて…

 

毎年何かあったら辞める覚悟で挑んでいる試験伴奏ですが(伴奏とはいえ責任重大だと思っているので)、この生徒さんの言葉が励みになって、また来年も頑張ろうという気持ちがわきました。

 

実をいうと体調面でも波があって不安で、今年は試験伴奏は無理かも知れないと思っていた時期もあったので、例年に比べて終わった後の安堵感がハンパなかったのでした。

 

 

それから、今年はこんなこともありました。

 

試験前にスタジオのピアノの調律が入ったのです。

 

「何かリクエストあったら調理師さんに一言書いておいて〜」

 

とスタジオの先生のありがたいお言葉に甘えて、

 

「鍵盤は軽めでお願いします」

 

と書いてきたので、どんだけ軽々弾けるのかなぁ〜〜♪と思ったら、まさかのしっかりタッチ…

 

調律師さんのこだわりがあったのかも知れないし、立ち会ってないのでなんともわかりませんが、省エネフニャ系ピアニストの打鍵力ではちょいキツイレベルでした…
5〜6時間弾くわけだし…。

 

今後のことを考えてのメンテだと思っての、御配慮だったのかなぁ…
それとも「軽めで」なんてリクエスト書いたから気を悪くされたんだろうか…

と気になりつつも、全く新しく生まれ変わってしまったも同然のピアノさん相手にコントロールがなかなかうまくいかず、そっちに気をとられると目がおろそかになってしまったり合わせるとこ合わせられなかったり…

 

ということが本番前の練習にて。

 

年に一度の試験伴奏では毎年何かしらの課題を与えられるのが常ですが、今年はこれかもしれない、と思いました。

 

だから、ホントに、ピアニストさんたちを私はいつも心の底から尊敬しています…。

 

慣れ親しんだタッチのピアノで本番を迎えることなんて出来ないのが当たり前なんだから。


ヘタしたら自分の苦手なタッチのピアノで緊張の中、良いパフォーマンスをしなきゃならないんだから。


「いや、弾きにくいピアノだったんで」なんてカッコ悪い言い訳は出来ないんだから。

 

は〜、やっぱり演奏の仕事は大変だ…、と実感したのであります。
(日頃から突発的なことに対応するのが苦手な性格なので余計。)

 

 

余談ですが、浪人時代から大学1年までお世話になった作曲の先生に、

 

「ハリガエさんね、あなた作曲科に入ったからって演奏の方をおろそかにしてはダメですよ。せめて1つの楽器くらい人前で演奏出来るくらい習得して、演奏家の大変さを身をもって分からなかったら良い作曲家にはなれないんですから。どういう気持ちで演奏家の人たちが本番を迎えるのか、その過程を想像だけじゃなく身をもって体験しなかったら、良い作曲家にはなれないと思いますよ」

 

とずーっと言われていて、しかも作曲のレッスンなのに「じゃあいまやってるピアノの曲弾いて」と言われ、ピアノに関する指導はありませんでしたが作曲の先生の前でピアノを弾くことも…。

 

その当時はその言葉の重みが分からなくても(じゅうぶんビビってましたが…)こうして時が経つと体験とともに実感します。

 

コツコツと1人の世界で五線紙の上に音を構築していく作業の方が自分の性分に合っていると思っていますが、それを形にして人に届けるには「演奏」が不可欠で。


楽譜だけ見てもらってもしょうがないので。

 

だからこそ、「演奏」は自分に合わないからやらない、のではなく、向き合うことで自分が書いたものを「演奏」してくれる方々への感謝の気持ちにつながるんだなと。

 

浪人時代を支えてくださった師匠からはホントに沢山の名言やら語録を頂いたなーと改めて思いました。。。

 

余談がめっちゃ長くなりました。


そんなわけで、バレエピアニスト業の年間一番大変な時期が無事に終わりました〜。


明日は日本名曲アルバムの放送日です。
拙作アレンジは2曲あります。
放送後にまた感想やら解説やら書けたらと思っています。

いろいろと。

先日は番組の公開収録が行われ、拙作アレンジ曲はフェリスフラウエンコーアの皆さんによる「あなたに逢いたくて」、そして急遽、オアシスの皆さんへ「言葉にできない」の2曲を新曲として書かせていただきました。

 

両方とも女声コーラスでしたが、それぞれの個性、それぞれの良いところを形にしたいという想いでアレンジしました。

 

ところで、今回のコンサートでは番組の「公式ガイドブック」なるものが発売されまして、我々アレンジャー陣も顔出しで特集されております…顔出しで…

 

私はアレンジャーとしての仕事はこの番組の仕事が初めての現場なので、新人といえば確かに新人ですが、今までにも様々な仕事をしてきていますので。。。

まさかこの歳でメイクさんもつかずに顔出し仕事をすることになるとは〜!!(本音)

 

そんなアレンジャー座談会は大いに盛り上がりまして、誌面に載せてない(載せられない?)内容も次々と飛び出し、我々も普段なかなか全員で話すような機会はほとんどないので、思いがけずとても貴重な時間でした。

 

座談会で「どのようにアレンジをしていくか」と話になっていましたが、私の場合はまず構成を決めてからの方が音にした時に迷いが少なくて済みます。

 

旅に出る前に入念にプランを立てて旅に出るような感じです。(多分)

 

最近は1曲に時間をかけてアレンジすることが出来ないこともあり、しかし時間をかけたからと言って良いものが出来るわけでもなく。。。

 

そんなわけで最初に入念にプランを練って作業をするようになってからは、だいぶ短い時間で形に出来るようになってきています。

(とはいえ、私はアレンジャーさんたちの中で1番担当曲数を少なくしてもらっているので偉そうには言えませんが。。。自分比のハナシです)

 

以下最近考えていること。

 

アレンジは作曲と違い、真っ白なところから始まるわけではなく、原曲があってのスタートなので、どう調理するかということがアレンジャーの仕事であり役目だと思っています。

言葉を変えれば「アレンジャーがする仕事」だと思っています。

 

もちろんそこには番組制作をしているスタッフの皆さんの想いも取り入れて、形に出来るように心がけています。

他のアレンジャーさんたちも皆同じです。

 

ハッキリと「原曲通りに書いて」と言われない限り、自分なりのその曲に対する想い、この曲を形にする演奏者に対する想い、番組を良いものにしようと制作しているスタッフの皆さんに対する想い、そして演奏を聴いて下さる沢山の方々への想いを無視して作ることは私にはできません。

 

この番組のアレンジだけに限らず、個人で受けている仕事でも同じです。

 

むしろ、その想いがあるからこそ、アレンジをするエネルギーになっています。

 

苦しいことや不自由なことがあるおかげで、自分が何を大事にしているのか気づくことが出来る。

 

目を閉じて音を聴くこと。

音の本質を聴ける耳を持つこと。

 

これからもそういう感覚を大事にしていきたいと思っています。

 

なんか久しぶりにブログ書きたい!というきもちになったので、面白いことを言おうと思ったのですが、結局真面目なハナシに…

 

あ、番組の公式ガイドブックのプロフィールにも書いてありますが、野鳥を写真に撮ることに急にハマってます!

 

今までに、カワセミアオサギマガモカルガモバン、カワウ、シジュウカラヒヨドリムクドリオナガメジロカワラヒワホオジロゴイサギ、そしてチュン太郎(スズメ)などなどを撮って、観察しています。

 

鳥は色や形は好きですが、触れ合うことは出来ません。

写真に収めて観察するのが好きです。

ので、近くに来られると怖くて逃げ回ってます。。。

 

以上プロフィール趣味補足。

 

では、ひとまず月末の締め切りと来月頭の締め切りを守れるように頑張りましょう…。

 

締め切りを守ることも、アレンジャーの仕事のひとつです…(と、あえてプレッシャー)

今日の放送と前回のコラボアレンジ。

先ほどの放送では、サンシャインシンガーズの皆さんによる「女心の唄」と、杜の音シンガーズの皆さんによる「涙くんさよなら」が放送されました。

 

「女心の唄」のほうは、1節が短いですがなんと6番まであったので、最初に全体として2節で1番という大まかなプランを立ててから書き始めました。

詞の内容もほとんど女言葉だったので、中間部でソロを入れながらハーモニーも遊び、男声パートにはほぼ全体を通して裏方を徹してもらいつつ、最後の最後で全員の大合唱、という流れになりました。

 

「涙くんさよなら」は、世代が分かる話ですが、私の中では「天までとどけ」シリーズの主題歌として定着していました。

今回の発注でほとんど初めて坂本九さんの原曲を聴いてビックリした斬新なコードを2番に使って、雰囲気を変えてみました。

 

インタビューでお話しされていたソロを歌って下さった皆さんがとても素敵な歌声だったので、ソロの設定をして良かったなぁと現場で聴きながら思いましたが、先ほどの放送で聴いてもとても素敵でした〜♪

 

元気な、というよりはしっとりまとめてみた「涙くんさよなら」でしたが、私の中では杜の音さんというと、とにかく豊かなハーモニーの美しさを現場で堪能したくてアレンジをしているので、自然とこういうことになります。。。

 

番組に携わり始めた初期の頃は本当に好き勝手書きまくっていましたが、もう今年で3年目に突入。

ときどき、「あまり原曲から離れたアレンジをしないで欲しい」と言われることもあるので、この頃はその曲が流れていた当時のことを調べたり、どんなふうに世の中に浸透していった曲なのかを自分なりに調べたりして、原曲から離れたアレンジでも大丈夫か、それとも原曲通りに書いて、聴いている方々が一緒に歌ったり出来た方が良い曲なのか、など考えるようになりました。

 

でも、どちらかというといざアレンジ作業に取り組むと、自分なりのアレンジが強く出てしまうことが多いので、「原曲テイストを残す部分」と「オリジナルアレンジにする部分」を半々で書くスタイルで落ち着きそうです。

 

原曲通りのアレンジにして後で「やっぱりこうしたかった…」と後悔することもあったりして、そういう思いが残ることが日頃からとても嫌なので、めんどくさい性格のアレンジャーですが、自分なりに折り合いをつけながら書いています。

 

そして前回。

ささきいさおさんコラボで「西銀座駅前」をアレンジしました。

めずらしいくらい渋い曲のアレンジで、多分初「ワワワワ〜」や「パパパパ」のコーラスを使ってみました。

 

特に決まりではないのですが、ゲストさんアレンジのときはなるべく原曲に忠実なアレンジをしているので、今回の「西銀座駅前」もそのようにしていたのですが、、、

 

3番に突入したとき、「榎本先生が弾いて下さるし…、Jスコラーズの皆さんが歌ってくれて、ささきいさおさん…」と悶々としてしまって、リテイク覚悟で3番だけ、自分の書きたいようにアレンジしました!

 

本番までの間、どこからもリテイクの声が上がらなかったので(多分…)、そのまま演奏して頂く事が出来て個人的にはとても大満足の1曲となりました☆

有り難かったです!!

 

 

ところで、先日5月のコンサートの発注があり、今回は1曲入魂!

新曲のアレンジ、書かせて頂きました。

内容は当日のお楽しみということで、、、

 

 

来月も早々に締め切りや収録もありますので、まだまだのんびりとはいきませんが、放送はしばらくの間お休みのようです。

 

桜が満開になる日を楽しみに、コツコツとアレンジ作業頑張ります☆

明日の2時間スペシャル、フライング解説。

明日の2時間スペシャルの拙作アレンジは、

杜の音シンガーズの皆さんによる「北の宿から」、アンサンブルオアシスの皆さんによる「アマン」、Jスコラーズの皆さんによる「思案橋ブルース」の3曲です。

 

どれも雰囲気の全く違う3曲で歌う団体もそれぞれに違うので、放送で聴くとどんな感じに聴こえて来るのか楽しみです。

 

「北の宿から」は小さい頃から聴いていた名曲中の名曲。

(両親が演歌好きなもので…)
ここぞとばかりに私なりの「杜の音版北の宿からアレンジ」をさせて頂きました!

 

こういう雰囲気の演歌が特に大好きなので、収録当日、あまりにも素敵に弾いてくださっているピアニストさんに、

「大変申し訳ないのですが、この部分だけ、ペダルが濁るのが嫌でなければ、ヤケ酒みたいに弾いて頂けますか?」

とか無茶な注文を言ってしまいました(^^;;
イメージを伝えるのはなかなか難しいですね。。。

ヤケ酒って…

 

余談ですが私はアルコールを一滴も受け付けない体なので(気を失って救急車騒ぎになります…)ヤケ酒なんて出来たもんじゃないのですが、思い入れがある曲は特に主人公のことを想いながらアレンジしているので、

「ひとりで涙歌を歌うなんて、かわいそうすぎる〜〜!」

と悶えたり、

「死んでもいいですか、なんて女の人に言わせるなんて〜!!」

と怒ったり悔しがったり、また悲しい曲をアレンジするときはひとりで思わず泣いてしまったり(初期の頃の「翳りゆく部屋」のアレンジしていたときはしばらく譜面を見返すたびに泣いていました…。「22才の別れ」も泣いた。「古城」もいろいろと思うところがあって泣きながら仕上げてたな〜…)、面白い歌詞のアレンジのときは笑いながらツッコミ入れたりしてアレンジ作業をしています。

 

もう「鶴の恩返し」並みに、作業している姿は見られたくないです。(笑)

 

というくらい、思い入れたっぷりのアレンジとなった「北の宿から」を、杜の音の皆さんが非常に素晴らしい演奏で形にして下さってます♪


そして、アンサンブルオアシスの「アマン」ですが、こちらは男女のデュエット曲なのです。
それを女声のみで、ということだったので、
「はて…、どうしたものかな…?」
と、普段割と歌詞の内容重視でアレンジしているもので、今回ばかりは書き始める前にプロデューサーさんにどういった方向性で書き進めたら良いかを伺いつつ形にしました。

 

収録当日、女声のみの「アマン」を聴いて、書いたワタクシも、「おお〜〜〜!」と思うくらい、オアシスの皆さんの雰囲気ぴったりの演奏になっておりました〜♪


明日はぜひ、アンサンブルオアシスの見目麗しい女性陣と一緒にデュエットしている感じでお聞きください☆

 

そしてそして、「思案橋ブルース」。

こちらを書いている時期、やたらと「ブルースもの」のアレンジが続いていて、「あ、これもブルース。あら、これも同じようなコード進行なんだわ〜…ふーん、なるほどね〜…」(←なんか企んでいる)というくらい、ブルースものを続けて書いていました。

 

ですので…
演奏して下さるのは榎本先生率いるJスコラーズの皆さんですので…

 

原曲テイストを残しつつも、Jスコラーズの皆さんに喜んで頂けるようなアレンジをさせて頂きました!

特にテノール、男声パートが難しくもおいしいオブリガードをとても美しく歌って下さっていますので、注目して聴いて頂けたら嬉しいです☆


以上、フライング曲解説でした!


明日はアレンジで引きこもり予定ですが、放送時間までにはひと段落させてゆっくり拝聴したいと思います〜♪

恩師ご退任記念コンサート

昨日は大学時代の作曲の恩師、三瀬和朗先生のご退任記念コンサートへ行ってきました。

 

まず、会場となる大学構内へ。

すると6年間を過ごした学び舎が取り壊しのカバーに覆われ、新校舎が出来上がっていたのを見て…(*_*)ガーーン…

 

中高6年間を過ごした懐かしの学び舎はとっくに無くなってますが、更に大学まで無くなってしまうとは…!

 

結構ショックな光景でした。。。

 

ですが、両校の校舎の思い出は心の茶ダンスに閉まっておくことにして、その新校舎の「333」にて、これがこの学校の凄いところなんだよなぁ…と唸ってしまうような、若い演奏家の皆さんの才能をビシビシと感じたコンサートを聴かせて頂きました…。

 

(フルートソロの新作で約1分近く、循環呼吸奏法で超高速スケールを吹き続ける曲なんて初めて聴いた…(*_*)
度肝抜かれました…!!)

 

その後の懇親会では様々な世代の三瀬先生と関わった方々が大勢集まり、とても賑やかで楽しい時間を過ごしました。

 

先生が私たちのテーブルに来て下さった時、どうも手にしているグラスの中身が気になり、

 

「先生、それ何飲んでるんですか?」

 

と伺ったら(音楽と関係ない話を始める生徒…)

 

「これ?レモンサワー赤ワイン割り」

 

とニコニコで教えてくれました(^_^)

 

(その後、三瀬先生の師匠の石桁真礼生先生とのお酒にまつわるレアな思い出話も聞けました♪)

 

その後は、先ほどのコンサートで演奏されていた先生の作品について、いろいろと気になったことをお伺いして制作秘話を聞かせて頂きました。

 

そのお話を聞いていても、やはり作品作りには演奏者の存在というのがとても大きくて、書き手にインスピレーションを与えるような演奏家との出会いは貴重なんだなぁと思いました…。

 

ここのところ連日、懐かしい先生方や学び舎を共にした音楽家の皆さんとお会いして、素晴らしい演奏に触れて、今はとても清々しい気持ちです。

 

学校から離れて音楽を仕事としていると、今まで自分が培ってきた信念や価値観を疑ってしまうようなことに出くわして、ついネガティブ思考になってしまうこともありますが、ここで学び、沢山の刺激的な経験を共有した皆は今も学校に携わりながら真っ直ぐに音楽と向き合い、音楽教育と向き合い、日々変わらない情熱を持って「音楽」をしています。

 

その空気感に今、触れることが出来て感謝。

 

仕事に疲れたら、仕事に迷いが出たら、学び舎の空気を吸いに行くのが自分には良いのかも…。
(学び舎自体は新築の香りプンプンですが)

 

なんといっても、私にとって桐朋学園は2浪してまでも入りたかった才能溢れる若者が集まる憧れの場所。


学校を離れて約15年(怖っ…)が経っても、全然変わってなかった…!

活力たっぷり、頂きました〜〜〜(`_´)ゞ♪♪

絶対に、間に合わない。

と言っていたのです。
いつものアレンジの発注がきたとき。

 

というのも、もう少し締め切りが後だと思っていたので、予定を入れてしまったのです。

 

その予定というのは、大学時代の作曲の恩師がご退官することとなり、門下一同集まってのパーティーや、ご退官記念演奏会などがあり、大学時代(卒業してからも…)大変なご心配とご苦労をおかけした門下生でしたので、何があっても駆けつけたい、恩師の一生に一度のお祝いの場にいたい!と切に思いまして。。。

 

というわけで絶対に締切日に間に合わない、と言っていたのですが、空き時間にちょこちょこと作業をしていたら、締切日前日の今日の午前中にトントン拍子に進んでしまって間に合ってしまいました。

塵も積もれば山となる…。とは違うか。


自分でも不思議です。

なんで終わったんだろ。。。

寝ている間に誰か書いてくれた…??

 

いや、間に合ったので良いことなんですけど。


自分で自分の読みが外れたという点では、予定は未定なので、「絶対に」ということはないのですよね…。

 

アレンジや作曲の仕事の怖いところです…。

なぜなら、逆も然りですから…!!(震)

 

 

ところで、前回の放送にて、ハルモニアアンサンブルの女声による「はじめての出来事」が放送されました♪

 

このアレンジ、私自身もとても楽しく書きました!

 

ハルモニアさんというと、今までシリアスな原曲を担当することが多かったので、今年からはこういう軽めで可愛い曲もたくさん担当していきたいなーと思っています。

 

2017年イメチェン計画です。

 


以下バレエピアノの話も。

 

先ほど書いた作曲門下の会がきっかけで、だいーーーぶ下の同門の若い後輩ですがバレエピアノを仕事にしている子たちと出会いました。

 

バレエピアノという仕事はなかなか同業者で集まることのない仕事なので、まだ始めたばかりの頃、相談に乗ってくれるような先輩は私にはいなかったし、クラスではピアニストは1人なので、何か問題を抱えたときに音楽的な質問が出来る人がいません。

 

少なくとも私は最初の頃、どんな役目を果たしたら良いのか分からないままレッスンピアノを弾いていました。。。

 

自分の話ですが、まだバレエピアニストの仕事が始まって間もない頃に、比較的有名なところの仕事が決まり、担当したクラスが終わると、外に先輩ピアニストさんが待ち構えていて、そのままピアノのある部屋に連れていかれ、今終わったばかりのレッスンのダメ出しを延々されました。

 

そんなことがあるとは知らず、最初は驚きつつも知らないことを教えてもらったりして有り難かったのですが、だんだん何が大事なことなのかが分からなくなっていき、しかも毎回のようにレッスンが終わるとその方が待ち受けていたので今日もいるのかと思うと精神的に怖くなってしまい、レッスンでも良いパフォーマンスが出来なくなってしまったので、半年と続かずその現場のお仕事は辞めてしまいました。

 

バレエピアニストの仕事場環境は本当にそれぞれに全く違うものなので、最初に感じたマイナスの気持ちなどが払拭されないと、だんだんと辛くなってしまって続かないお仕事だと思うのです。

 

現場に音楽家がたった1人だからこそ、自分のやっていることがあっているのが間違っているのかすら判断出来ません。

 

私の場合は一番の転機となったのは4年前の講習会での厳しいレッスンでしたが、その頃はもう既に学生時代にそれなりに培った知識やレパートリーがあったので、その対策をするための行動を起こしましたが(それでもダメだったら本気で辞めようと思っていた。)たぶん初期の頃に同じようなことがあったら、自信をなくして辞めていたと思います。

 

今回のタイミングで出会った母校の同門、作曲科卒という共通点がある若いバレエピアニストさんたちに、私が日頃思っていることや、長年続けてきて自分なりにバレエピアニストについて思うこと、また失敗に対して過剰に落ち込むのではなく、反省しながらも次に繋げていかれるように、具体的なお話が近々出来たらと思っています。