張替夏子の音楽ブログ。

張替夏子の音楽活動中心のブログです。

音符書きの私が文章を書くことについて 2

前回の続きです。
ちょっと長くなったので一旦区切りました。

以下、後編です。

 

 

***

 

 

しかし、音符を書くことはかれこれ何十年と勉強してきましたので間違った譜面を書くことは少ないですが、文章に関しては単に本を読むのが好きなくらいで真剣に勉強をしたことはありません。

 

そんな私がブログを書いていることについて、以前ちょっとビックリするような言葉を投げかけられたことがあり、その人は悪気があって言ったわけではないと思いたいのですが、

「あなたが文章を書く練習をしているレベルなのをこっちが読まされてるなんて気分悪い」

と言われてしまい…、まあ私もその人を信用してペラペラと言わなくても良い事を話してしまったのが悪いのですが。。。

 

以前のブログではコラムのような音楽小話を載せていたのですが、そういう考えもあるのか、と、自由なお題で文章を書く気力があまりなくなってしまい(面倒な事になるのは避けたかったので)こちらではなるべく番組の感想だけに留めていました。

 

でも、ブログを書くことは誰かに頼まれたわけではなく私が自分で勝手に始めたことだし、今回のように番組の感想以外のことを書きたくなって書くのは私の自由。

 

それにもしブログで発信することが自分の音楽活動のマイナスになってるなと感じることがあれば、これは仕事ではないのでサッと辞めるつもりです。

 

それでも少しでもこの場を借りて番組をご覧の視聴者の皆さんや、拙作アレンジを演奏して下さった演奏家の皆さんに、私が何を考え何を感じてアレンジしたのかをなかなか直接言うチャンスはないので、公開して伝えられたらという想いから自分の考えや感じたことをこうして文章に残すことを続けたいなと思っています。

 

 

***

 

 

余談ですが、学生時代に師匠から言われた言葉で、


「あなたはきっと10分でも、15分でも長い曲を書けるでしょう。でも、本当に必要な音、必要な構成を考えて短く簡潔にまとめることは今のあなたには出来ない」

 

というこの言葉がずっと心に引っかかっていて、卒業して仕事を始め、仕事を辞めたあとに発売することになったピアノソロのCDはこの言葉と真逆の、
「本当に必要な音だけで作った簡潔な音楽」
が収録されています。

 

(トータル24曲を1曲として通すと約1時間になるので、そう考えるとうーん、どうだろうという気もしますが…笑)

 

そんなわけで、今は伝えたい気持ちがありすぎるのか、どうしても長い文章になってしまいますが、いつか本当に必要な言葉だけで、簡潔に相手に伝えることが出来るようになるのかも…

 

 

***

 

 

こうして具体的に書いていくと、人から受ける言葉の影響力ってすごいなぁと思います。

 

目標に向かって積極的に自ら道を切り開いていくタイプではないのは重々承知しているのですが、行動するきっかけになる、道を選ぶきっかけになるのは他人から言われた言葉(それもあまり嬉しい言葉ではない)で、それに対して自分がどう思うか、どうしたいかを考えて選択して…、という事を通して、少しずつですが偏った考えや見方を変えることが出来てきているのかな、と。

 

基本的には偏っているんですよね、私の視点は。
でもそれを正してくれる尊敬に値する人が現れて、こういう考えもあるよ、こうしたら楽だよ、とちょっとでも人とスムーズに関われる私になれるように気づかせてくれる。

 

そんな事も思いました。

 

 

***

 

 

それから、言葉足らずで誤解のないよう補足しておきます。


書き手として書いたものには責任があるということから譜面に書いたことは最低限理解して演奏して欲しいと思うわけで、演奏家がその曲から受け取る様々な想いを無視してまで書いてある通りに演奏してくれ、と訴えているわけではありません。

 

ただ、楽譜が世に出る前の、その作品が初めて聴き手に届く「初演」に関しては作曲者は演奏者と一緒により良いものに作り上げる責任があると思います。

 

そのためには作曲者は初演してくれる演奏者に寄り添う心が大切で、演奏者はその曲を作った作曲者に寄り添う心が大切。

 

実際初演までのプロセスの中で、演奏者のアドバイスを作品に活かすことは普通にありますし、例えば演奏者からのアドバイスが作品の方向性として受け入れられない場合はしっかり話し合って最善策を取ったりします。

 

お互い役割が違うからこそ、尊敬しあう、リスペクトしあう気持ちがなければ、初演は成功しないのだと常に思います。

 

この答えのない問題、どう思うかと聞かれることがたまにあるので、この機会に「今の」私の考えを述べてみました。

 


では、最後に…

取り留めのない文章になってしまいましたが、この記事を書くきっかけを与えて下さり本当にありがとうございました。

音符書きの私が文章を書くことについて 1

今日の投稿はいつもの番組アレンジ解説ではなく、音楽にまつわる小話です。

 

以下、長いですが良かったらお付き合いください。

 

 

***

 


先日、ブログにコメントを下さった方から、
「張替さんは自分の考えや思いを文章にして発信されることがお好きなんですね。
それも結構な量。なかなか出来ないことです。
引き続き発信して下さい!」

といった嬉しい言葉を頂きました。


昔から批判的な言葉をもらうことが多い私なので、応援して頂ける言葉をもらえるのは何よりの励みになります!

 

ここでは番組で手がけたアレンジの構想や担当曲にまつわる話を書いて載せていますが、そういえば私がなぜこうして文章を書きたいと思うようになったのか、ブログを書くきっかけになった事があったなぁと思い出したので、自分なりにまとめてみたくなりました。

 

少し長くなると思いますが、書き始めてみたいと思います。

 

 

***

 

 

私が自分の考えや想いをブログに書こうと思ったきっかけは、

 

・「作曲者が作品を文章で説明すること」について、ずっと苦手意識があったが、言葉を知り、選んで使う訓練が出来れば今後苦手意識もなくなるかも知れないと思った

 

・音楽活動をするなかで、言葉を使うことが必要だと思うことがあった

 

・具体的に書くことで自分が何を感じて、どう思ったのかを再認識出来ることに気づいた

 

他にもあるかも知れませんが、主なきっかけはこの3つです。


大学生の頃、

・音楽を言葉で表すことは不必要
・曲を書く人がやる役目じゃない

と思っていて、作品を提出する際に必要な「曲目解説」を、毎回楽理の友人に頼んで書いてもらっていました。

 

楽理専攻の人たちは凄いんです。
曲の説明を私がしなくても作曲者が曲に込めた思いやその曲で表現したかったことなど、すべて的確な言葉で文章化してくれます。
それが本業といえばそうなのですが、最初に解説を書いてもらったものを見たとき、心を覗かれた!!と本気で思いました(笑)

ずっと避けていた「音楽を言葉にすること」をなぜするようになったのか、というと、
「同じ音楽家同士でも楽譜だけでは想いが通じないこともある、という経験があったから」

です。

大学を卒業したあと、音楽事務所を退社したあと、さまざまな環境で音楽を学んで来た人たちとの出会いや共演、(クラシック以外の方とも)また拙作曲を初演してもらう機会に恵まれたときに、私が書いたものとなんか方向性が全然違うんだけど…と戸惑ってしまうことが多々ありました。

なんで勝手に解釈するの?
私そんなこと書いてない!!
と、怒りマックス&ストレス満タンで泣きながら帰る日もあったりして、もう書く立場でいることがつらくて辞めようかなと思うこともあり。。。

更に、
「分かってもらえないのは私の譜面を書くちからが足らないせいだ」
と思い、だったらもっと勉強しなきゃ!と先人たちのスコアを書き写したり、何かプラスになることはないかと学生時代のように楽曲分析をする時間を作ったりと、部屋にこもる時間も増えました。

 

また、
「音楽家相手に言葉を使って理解してもらう」
ということに抵抗があったのも事実で、出来たらやりたくない、そんな方法は使いたくない、何より演奏家に失礼だ、という強い想いがありました。

 

音楽を通じて得た小さい頃からのいろいろな経験や、様々なことからの影響からこのような考えになっていったと思うのですが、楽語以外の、まして言葉や文章を書き加えたり相手に言葉で自分の想いを伝えたりすることが、書き手としてやってはいけないことなんじゃないか、という想いがどうしても消えませんでした。

 

そんな想いを抱えたまま、逃げても逃げても、そういう時に限って初演の話を頂いたり、書く仕事を依頼されるものなのですよね…

 

というわけで、また同じようなシチュエーションに、もう無理〜〜!!!と自分を抑えていたものを手放して、相手にどう思われようともういい!初演の話が無くなってもいい!と開き直って演奏者の方に言葉を添えながらリハーサルをしてもらうと、あら?不思議…


うまくいった……

 

すんなり、聞いてもらえた……

 

(最後まで話を理解してもらえず自分流に演奏したツワモノも中にはいましたが…)

 

私が頑なに、
「いやだ!やらない!やりたくない!」
と拒否してたものは何だったんだろう…
というくらいの出来事でした。

 

自分の心が弾けたような、ほぐれていった感覚は今でも忘れられません。

 

その事があってから数年後に出会ったある方のお言葉が、私の考えを更に変えてくれました。

 

「音楽に添えられる言葉はその音楽を理解する拠り所となる」

 

この言葉を聞いて、いろんな事がクリアになり、いろんな角度で「音楽と言葉」について考えることが出来るようになりました。

 

とはいえ、音楽は人それぞれいろんな感じ方があるように、ひとつの言葉、ひとつの言語から感じることは各々違います。

 

でも、方向性を示すことは出来る。

 

万が一、相手に間違って伝わらないように、そのお手伝いとして言葉を使う。

 

それでいいんだなぁ、と思えました。


***


世の中には言葉なんか使わずとも素晴らしい音楽を生み出し、沢山の聴き手に共感を得られる天才がいますが、私は残念ながらただの人です。

 

だったらこれから、言葉を積極的に使ってみよう!

自分の想いを曲にするのはもちろんだけど、自分の考えや想いを伝える言葉も使えるようになろう!

 

と思えたときに始めたのが、この音楽ブログです。

 

(はー、長かった…。一旦ここで区切りますが、もう少し続きます)

2時間スペシャルの放送前投稿です

日付も変わりまして、本日の放送での拙作アレンジは、以下三曲です。

 

「冬が来る前に」Jスコラーズ
カッコいい原曲をどうやったらピアノとコーラスのみのアレンジで再現できるかと苦戦しながら、ピアノの伴奏系はバージョン3まで考えて採用を決めた形を榎本先生に弾いて頂きました!


コーラスパートも旋律、ハモり、オブリ、リズム系と盛りだくさんです。


更に、2番のピアノをどうするか考えていたところ、途中からショパンが出てきてしまい、だったらいっそのこと2番は頭からショパンでいこう!となりまして…
本番一発撮りという過酷な状況で素晴らしい演奏をして頂き、榎本先生とJスコラーズの皆さんには頭が上がりません!


しかも、これ、指揮者無しで演奏していますよ、信じられない。。。


Jスコの団結力、家族感溢れるJスコの皆さんだからこそ出来る演奏だと思います!

 

 

「昭和枯れすすき」Jスコラーズ
こちらもJスコの皆さんによる演奏です。


アレンジネタバレとしては、原曲を聴いてその力強さに圧倒されてしまい、どうしよう、歌ってる人たちの見た目と流れてくる音楽が違う…(失礼…)
どこに焦点を当てたら合唱として成立するんだこれは…!!
と、しばし音符を書く前に悩みまして(だいたいここで悩まないとスムーズにいかなくなるので悩みどころなのですが)、自分なりに出した答えは、「この曲、この詩の世界観に寄り添う」
そして「Jスコラーズだからこそ表現してもらえるであろう音を書く」に落ち着きました。

 

そしてここからは私の個人的な思い出話になりますが。。。

 

ちょうどこのアレンジを書き終えて入院の準備が始まり、昨年内で最も体調を崩したときの収録だったので、スタジオまで行くことが出来ず収録日に立ち会えませんでした。
すごく残念で部屋で1人落ち込んで横になっていたときに、榎本先生からメールを頂き、
「明日の収録頑張ります!」
と前日練習中のメンバーの皆さんが笑顔で写っている写真を送って頂きました。
こんなタイミングで体調不良になってしまい無責任な事になってしまったのに、皆さんからの優しい心遣いを感じて涙涙……

 

そして、またまた有り難いことに、若いスタッフさんが本番に立ち会えなかった私に「まだ調整前なのですが、良かったら…」と収録したばかりのVTRを送って下さったのです。

 

そのVTRを観てもうイントロからビックリ!
「昭和枯れすすき」、確かに原曲ではなく詩の世界観、Jスコラーズならではのアレンジをしましたが、その何倍も何倍も、グッとくる演奏…

編曲者である私が表現したかった世界観を遥かに超えた、深い深い表現力にもう脱帽でした。


3番までのフルコーラスなのですが、引き込まれてしまってあっという間に終わってしまい、これをスタジオで聴けなかったなんて〜!!と悔しい気持ちにもなりましたが、それでもこの大変だった時期のアレンジ曲として皆さんの優しさと共に自分の中でとても心に残る一曲になりました。

 

熱く、長くなりすみません…

 

 


「だまって俺についてこい」サンシャインシンガーズ

 

こちら!!
ガラッと変わりまして、植木等楽曲!
選曲表が届いたとき、面白い曲ばかり並んでいたので、正直どうしたらいいんだーー!
1曲も書ける自信がないーー!!!
と頭を抱えてしまいました…
(好きなことしかしない性格がアダに…)

 

いやでもこれは仕事だ。
やらねば!やらせて頂かなくては!
と意を決して臨んだ植木等楽曲。

 

最初はなかなかこの原曲の雰囲気が出せず、ん?何が足らないんだ??とはてなマークいっぱいになってしまい、ちょっとイントロだけでも聴こえる音を全部拾ってみよう、とたった数十秒のイントロを3時間くらいかけて下書きしてみましたら。。。

 

ほんっとに些細な、これ?これがないから足らなかったの??というくらい些細な音がとても必要だったと気づきまして。
(クラシック畑で勉強してきたもので…)


こういう雰囲気の曲はいわゆる飾りの音とそのテンションがすごく大事なんだ!ということを知り、またひとつ勉強になりました。

 

そして私なんかが言うのはおこがましいと自覚の上で申しますが、凄く良く出来ているんです!
音が全部必要な音なのです。
原曲のパーフェクトさに何度も、
「これはすごい!」
「素晴らしいっ!」
「すばら!!しい!!!」
と1人で叫んで興奮してしまいました。。。

 

一見(一聴?)、楽しくて面白いコミックソングなのですが、中身はもう素晴らしい、無駄がないとしか言いようのない、完璧な曲でした。


すごく長い放送前の投稿、読んで頂きありがとうございました。。。
2時間スペシャル、コミカルな曲もたくさんあり収録もとても楽しかったので放送が待ち遠しいです!

明日の放送フライング解説。

前日フライング解説です。

ネタバレしても良い方のみ、以下お読み頂けたらと思います♪

 

 

 

 

 

杜の音シンガーズの女声のみの編成で、「京都慕情」をアレンジしました。

 

原曲を聴いて、美しい世界観にうっとり…
もう出来上がってるし。
アレンジするところないし。
と思いましたが、いや待てよ…

 

いわゆる「古都京都」っぽい、和楽器っぽい音があんまりないなぁ、と。。。

 

じゃあ1番は原曲に近いアレンジに。
2番は少し「古都らしさ」を加えてみよう、と思いイメージを口説くならない塩梅を考えながら散りばめてみました。

 

それと!
杜の音さんでは恐らく女声のみの編成は初めてだったかと。
(過去にあったら認識不足ですみません!)

 

そういう意味でも、番組女声合唱グループのアンサンブルオアシスとも違う、フェリスフラウエンコーアとも違う、杜の音の女声のみならではの響きを重ねなくては…と思いながら試行錯誤。

 

歌のハーモニーに寄り添うピアノも、女性的なニュアンスを聴いていて感じ取れるよう音を選んで書きました。

 

収録当日はこの曲が収録全体の最後の曲だったので、それまでの間にたくさんの杜の音担当曲を聴きながら至福の時を過ごし、うっかり自分の役目を忘れそうになりつつようやく出番!

 

最初のカメラリハーサルを聴いて、「あ〜これ、アレンジ出来て良かったわー」としみじみ。
想像以上のステキな演奏に1人で震えていました。
ハーモニーも美しいし、切ないし、世界観素晴らしい!もう言葉がない〜

 

杜の音指揮者の横山さんも私が譜面に託したこと、表現したかったこと、全部分かって音楽にして下さって、そうなんです!そう思って書いたんです!なんで分かるんですかぁ〜〜(心の号泣)というくらい。

 

指揮者なんだから楽譜が読めて当たり前だろと思われるかも知れませんが、本当に微細なところまで読む力があり、何より音楽的なフィーリングの合う指揮者さんとなると、そうそう出会えるわけではありません。


良い悪いの話ではなく、音楽的な相性の問題なのですが、とにかく横山さんに指揮をして頂くと書いたこちらが感動してしまう瞬間があります。

 

作曲家や編曲家にとって、自分の書いたものを理解してちゃんと形にしてくれる指揮者、演奏者の存在は、とても心強いし貴重で有難いです。

私たちは楽譜に想いを託すことしか出来ませんから。。。

 

 

それともうひとつ、嬉しかったこと。

杜の音ピアニストの追川さんが「毎日弾きたいって思いました!過去最高素敵でした!」と伝えてくれたのです。

 

ご自身でもアレンジをする追川さんにそんなふうに受けとめてもらえて、こちらに伝えてくれたことがどれだけ毎日引きこもり仕事をしているワタクシの励みになるか…。


追川さんの人柄の良さが溢れ出るような美しいピアノ演奏に、こちらこそ感謝の想いでいっぱいになりました。

 

毎日弾きたいって思ってもらえるものを渡せて本当に良かったです。

 

以上「京都慕情」ウラ話でした♪

 

 

ところで、ゲストのグッチ雄三さん。
私は今回はグッチさんの担当曲はありませんが、とーてーもー素晴らしかったです!!
パフォーマンスも楽しく、カメラが回っていないときでも面白くて笑いが絶えない収録でした♪

 

それでは明日、どうぞお楽しみに!

本日の放送約1時間前フライング解説。

本日の放送、ゲストの松阪ゆうきさんとアミーチ桐の花のコラボ「古城」をアレンジしています。

 

「古城」は以前、ハルモニアアンサンブルに混声アレンジをしまして、このときには選曲担当の方から「荒城の月の要素を入れてアレンジして欲しい」とリクエストがあり、だいぶ壮大で内容もかなり難しいアレンジだったのですが、今回はゲストさんアレンジということもあり、原曲重視でとのお達しでした。

 

が、前回が前回だったもので、
「あーこのまま何もせず終わらせるなんてもったいない…!松阪さん、音大の声楽科ご出身だし、絶対にコードが変わったって歌える!絶対大丈夫!」
と勝手に自信に溢れ(……すみません。)
3番だけ、自分が好きなコードで書かせてもらいました。

 

実際リテイクの連絡もなく、収録当日もスムーズに終わりホッとしました。

 

1番2番に関しては原曲に忠実に、これでもか!というくらい、原曲にある音を拾いまくってピアノと混声に当てはめながら組み立てました。

 

松阪さんの伸びのある美声と、アミーチの正確で豊かなハーモニー、そしてピアニストの清水史さんの色彩豊かでピアノ以外の楽器の音色が聴こえてくるような質の高い演奏で、どうぞお聴き頂けたら嬉しいです♪

2018年明けまして。

おめでとうございます。

 

平成30年になりました。

(なんだか不思議な響き…)

 

昨年12/25がバレエクラスの弾き納め。

ピンポイントでクリスマスの日が担当日だったので、レッスン曲をほぼクリスマスの曲で演奏しました。

そのあと26日から年明け納品曲の作業開始。

31日と元旦だけアレンジ作業を中断。

2日から今日も、休みなく作業しています。

 

今回担当した各曲がアレンジしていて楽しくて、全部早く書きたい気持ちでウズウズ。

 

結局、各曲の納品日も忘れて一気にアレンジ作業をしてしまい、納品前に慌てて清書作業をしているところです。(新年早々計画ミスやらかしました…)

 

2018年は音楽家としてどんな一年になるのか、番組を通してどんな名曲、名演と出会えるのか、とても楽しみな気持ちです♪

 

今年も番組を応援して頂けたら嬉しいです!

 

本年もどうぞよろしくお願い致します☆

2017年 まとめ

2017年に放送されたアレンジ担当曲まとめです。

勝手に自分で賞をつけました。

(合唱団順不同)

 

☆杜の音シンガーズ
♪知りたくないの(美しいソプラノが聴きたくて書いたで賞)
雪の降る街を(鐘の音が響いたで賞)
♪北の宿から(素晴らしい演奏だったで賞)
♪涙くんさよなら(原曲通りにしたところを驚かれたで賞)
♪さざんかの宿(ソロに痺れたで賞)
♪ありがとうの歌(トゥットゥ〜で賞)

 

☆コール ステッラ
♪ラ・ノビア(結婚式で絶対に歌ってはいけない歌で賞)
♪山小舎の灯(聴きながら一緒に歌ってくださいで賞)
カスバの女(兵頭さんブラボーで賞)
かぐや姫メドレー(一曲ずつフルアレンジしたいで賞)
♪ふるさとはどこですか(知られざる名曲で賞)
♪愛するハーモニー(とにかく楽しそうで賞)
♪耳を澄ましてごらん(巨匠の作品に手は出せないで賞)

 

☆Jスコラーズ
♪別れても好きな人(Jスコ、大好きで賞)
♪東京の灯よいつまでも(アルトとバスがめちゃムズで賞)
思案橋ブルース(テノールおいしいで賞)
♪大阪の女(ひと)(ジャジー風なピアノがお気に入りで賞)

 

☆Ensemble OASIS & AQUA
♪王将(楽しくアレンジしたで賞)
♪さだめ川(知られざる名曲で賞)

 

☆Ensemble OASIS
♪哀愁波止場(原曲聴いて号泣で賞)
♪アマン(女声のみでどうしたらいいか悩んだで賞)
♪海は恋してる(爽やかなハーモニーで賞)
♪言葉にできない(バランス良くアレンジするのがめちゃムズで賞)
♪くちなしの花(女声のみでどうしたらいいか悩んだで賞)
五番街のマリーへ(アレンジ難しかったで賞)
♪ふたり酒(楽しくアレンジしたで賞)
♪少女A(新境地を開いたで賞)


ハルモニア アンサンブル
♪はじめての出来事(長くて大変だったで賞)
港町十三番地(カルテットのところが大好きで賞)
♪私は街の子(スラスラ書けたで賞)


☆サンシャインシンガーズ
♪女心の唄(まとめるのに苦労したで賞)
およげ!たいやきくん(収録での演奏にビックリしたで賞)

 

☆フェリス フラウエンコーア
サルビアの花(ソロに痺れたで賞)
♪500マイル(胸を打たれたで賞)
♪あなたに逢いたくて- Missing You -(最も感動したで賞)
♪心の瞳(熱演に涙したで賞)
故郷の空(風景が見えたで賞)
♪雨がやんだら(アレンジ難しかったで賞)
きよしこの夜(冒険したで賞)

 

昭和音楽大学合唱団
♪白いサンゴ礁(めざせアンジェラ○キで賞)
♪マイ・マイ・マイ(若さがピッタリだったで賞)
♪ラブ・イズ・オーヴァー(男声の扱いに苦労したで賞)

 

洗足学園音楽大学コールファンタジア
♪いっぽんどっこの唄(母校愛がハンパないで賞)

 

☆ドリームシンガーズ
時の流れに身をまかせ(♪まーかせー、をカットしたら「入れて下さい」と言われたで賞)
越路吹雪メドレー(ついにパパラパをアレンジしたで賞)
♪今日の日はさようなら(当日聴きに行かれず涙で賞)


☆ゲストアレンジ
♪西銀座駅
ささきいさお & Jスコラーズ(3番だけ遊ばせて頂きましたで賞)

 

♪感謝状〜母へのメッセージ〜
島津亜矢 & 洗足学園音楽大学コールファンタジア(感動でうっかり仕事を忘れそうになったで賞)

 

♪夜明けのスキャット
森 麻季 & 杜の音シンガーズ(素晴らしいハーモニーに放心状態だったで賞)

 

♪九月の雨
太田裕美 & Ensemble OASIS(原曲通りに頑張ってリズム書いたで賞)

 

愛のメモリー
与那城敬 & Amici 桐の花(名曲をアレンジ出来て感無量で賞)

 

♪浜辺の歌
幸田浩子 & 武蔵野音楽大学室内合唱団(この番組でしか聴けないアレンジで賞)


♪泣かせたまえ
はいだしょうこ & 杜の音シンガーズ(はいださんの真摯に音楽に向き合う姿に感動したで賞)

 

*****

 

以上です!

多分取りこぼしは無いと思いますが…

あったらすみません!!

 

今年もあと1日ですが、

来月中旬までのアレンジ作業で立て込んでおります…

有り難い限り!です!!

 

来年は健康管理に気をつけながら、演奏してくれる皆さん、番組をご覧の皆さまに喜んでいただけるようなアレンジが書けるよう、まだまだパワーアップしていきたいと思います。

 

どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

2017年 12月30日

張替夏子