張替夏子の音楽ブログ。

張替夏子の音楽活動中心のブログです。

昨日の放送について。

昨日は2時間スペシャルでした☆


アレンジ担当曲は、ゲストの彩乃かなみさんと杜の音シンガーズのコラボで、小坂明子さんの名曲
「あなた」

前回に引き続きサンシャインシンガーズの演奏で
「二人の世界」

の2曲でした。

 

「あなた」のアレンジについて以下裏話です。

 

この曲は原曲を知っていたので、そんなに難しく考えず、原曲に既にたくさん素敵なモチーフがあったので、それを合唱とピアノに当てはめていくような作業でした。

 

それでも、せっかくの杜の音の皆さんに歌ってもらうので、
イントロ(超難しいアカペラ)、
Aメロコーラス部分(全部内容が微妙に違う)、
サビ(ここも全て違う。ただの「♪あなーたー」の繰り返しにしないためにバランスを考えた)、
間奏(ピアノのメロディーに応えるかのような美しいハーモニーを4声体に振り分け)

のち、最後の転調後に初めてボーカルに高音を絡ませることで幅の広い合唱がボーカルとピアノを包み込むような効果を狙ってみました。

 

実際のところ収録スタジオではあまりの迫力のある演奏に震えてしまうほどで…
元々の原曲も素晴らしい曲ですが、オーケストラに負けないくらいの杜の音シンガーズ恐るべしを感じる生の演奏。

 

放送では当日のような迫力は少々半減してましたが(編集作業で聴きやすく調整されますので当然ですが)それでも彩乃かなみさんの熱唱と、素晴らしい杜の音ハーモニー、そしてなんとこの演奏が番組初演奏だったサンシャインシンガーズのピアニスト、粟根祐人さんのセンスの塊のようなピアノが三位一体となって、まるでコンサートのオーラスのような「あなた」を聴かせて頂きました…至福…

 

余談ですが、昨日の放送で彩乃かなみさん熱唱っ、素晴らしいっ!と画面を見つめていたところ、最後の最後に彩乃さんが意表をつくような、はにかむような仕草をされていたのが可愛らしくて印象に残りました〜♪

 

収録日も彩乃かなみさんタイムはいきなりこの曲から始まったのですが、最初から全く声量も勢いも落ちることなく全ての歌を歌い切っていて、凄いなぁ〜と心底感動しましたよー…☆

 

そしてそして余談その2。


前回の彩乃さんゲスト回ではコラボしたフェリスのメンバーの中に彩乃さんの大ファンだった子がいて、会えて感動の涙を流していましたが、今回も長年の彩乃さんファンが杜の音メンバーに!

 

ファンだった人に会える、しかも共演するなんて本当に滅多にあることではないし、音楽続けてきて良かった!何よりの今後のモチベーションのひとつとなること間違いなしです!!(経験アリ…)

 

ということで、今回もその杜の音メンバーさんが演奏後に彩乃さんと一緒にお写真を撮っている姿を遠くから眺めていて、とても嬉しい気持ちになりました…♪

(「そんなにファンだったならぜひ一緒にお写真撮りなよ〜」と言ったら「そんな!恐れ多いです…!」と最初拒否していたので余計に)

 

番組に関わっている人をこんなに幸せな気持ちにしてくれるなんて、ホントになんて素晴らしい番組なんでしょうか…!(熱い… 笑)


長くなりましたが2曲目。

「二人の世界」についてです。

 

こちらは原曲を知らなかったので、一番身近な私の隠れアドバイザー?である両親(演歌・歌謡曲好き)に、

「この曲聴いたら一緒歌いたい?それとも歌を聴きたい?」

となにげなく聞いてみると、なんと2人ともこの曲を知りませんでした!笑

 

いつも

「これはじっくり聴きたい曲だからアレンジ凝ってもいいんじゃない?」

とか、

「この曲は流れればみんなも歌いたいだろうからあんまり雰囲気変えないほうがいいと思う」

とか、聞いてもいないのにアドバイスしてくれるくらい歌好きで番組ファンな両親なのですが、
「ほう、あおい輝彦、こういうのも歌ってたのか」
と父も言うくらいだったので、じゃあ1番とサビ繰り返しは原曲の雰囲気で、2番は少々原曲の詞のイメージを音に反映しても良いかな?という感じのスタートでした。

 

そしてこの曲の肝は何と言ってもセリフ部分でしょう。
番組では何度かセリフ付きの曲のアレンジを担当しましたが、セリフ部分は言うか言わないか、書く方には分からないので、セリフがあってもなくても成立するアレンジをしなくてはなりません。

 

ということで、もしセリフがなくてもピアノメインの間奏になるように、と書きましたが、なんとセリフ有りでした!

しかもとても優しくて良い声で……!(感動〜!)

 

それからめちゃくちゃ細かくてあまり伝わらないかも知れませんが、「2番終わりからこのセリフが始まる前の部分」から、「セリフ部分からサビ繰り返しに入るまでの部分」が個人的にはとてもお気に入りなんです。


しかもその部分の繊細な表現を見事に形にしてもらえたので、めちゃくちゃ嬉しくなって、終わった途端に指揮者の伊達先生にわーわー感謝を述べまくりました…

 

地味すぎて書いた人しか感じられない事だと分かっているのですが、自分が思い描いて書いたものが実際の演奏で形にしてもらえることって本当に嬉しいんです。

 

そういう些細なこだわりを譜面から感じとって演奏して下さり、今回のサンシャインのみなさんには感謝感謝でした!!
超有り難い…!!
白髪増やしながら書いた苦労も報われます…涙


ということで、放送について、でした。

 

次回はついに、スペシャルコンサートが放送ですねー!!
待ってましたよーー!!

 

放送では演奏している皆さんの表情も画面を通してハッキリ観れるのがとても楽しみです!

放送日が待ち遠しい〜〜

先日の放送について。

遅くなりましたが、先日はサンシャインシンガーズの皆さんの演奏で「巴里の夜」が放送されました。

 

選曲表のラインナップから選ぶときに、短調そして三拍子という私の好きな雰囲気ドンピシャだったので真っ先に選びましたが、私の中のサンシャインシンガーズのイメージと随分かけ離れてるなぁ〜…、と思ってしまったのが正直なところです。

 

なんといっても私がサンシャインの担当をした曲だけで言っても、
「東京のバスガール」
「およげたいやきくん」
ですので…。

 

随分と違う…これは…しっとり感大事な曲だし…

アレンジも原曲が好みな雰囲気なだけあって、かなり手を加えてしまいましたが、そうするとサンシャインのあの元気いっぱいなイメージからは余計かけ離れていくんだが〜…

 

と悩みつつ、でもまたこれで新たなサンシャインの皆さんの一面が見られるかも知れないし、こちらの決まり切ったイメージだけで固めてしまうのも勿体無いし、まだ番組の中では比較的新しいグループなわけだし、と考えを改めまして、何も変更することなくそのまま提出しました。

 

そして当日。

実はこの日、もう一曲サンシャインの皆さんに演奏してもらっているのですが、「巴里の夜」もそちらの曲も合わせてとても良かったのです。。。

 

思わず指揮者の伊達先生に「すっごく良かったです!こことか、こことか…!」と興奮してお伝えしてしまったほど。

 

やっぱり勝手なイメージで決めつけたらいけないなと反省した次第です。

 

もう一曲の方は次回の放送になるかと思いますが、そちらの曲も気持ちがあたたかくなるような優しい演奏をしてくださっていますので、ぜひ聴いて頂けたら嬉しいです☆

放送前フライング。

本日の放送でのアレンジ担当曲は、

「赤い夕陽の故郷」Jスコラーズ

の1曲です♪

 

母が好きな三橋美智也さん原曲で、掛け声(とはいえ、キチンと音程ありです)がとても印象的な曲です。

 

しかも原曲が変拍子で数えたくなるメロディーなので、4拍子でまとめるか、変拍子で書くか悩みましたが(どちらが読みやすいか、という点で)掛け声のところのみ、変拍子扱いにして他は全て4拍子でまとめました。

これはアレンジャーの仕事ではないかも知れませんが、変拍子で歌われているものをどう表記するか、ときどきこのような原曲の担当になると最後まで悩むところです。

 

アレンジとしては、原曲のイメージを壊さず、かつ合唱として成り立つようなアレンジを心がけました。

 

当日のJスコラーズの皆さんの演奏がこの曲の雰囲気をそのまま感じられるようなとてもあたたかな演奏で、榎本先生のピアノも素晴らしくて、何も言わずとも私の書いた内容を深く理解して下さるのでとても有り難かったです。

 

そしてそして!

本日、ウィーン少年合唱団の放送でもあります!

スタジオでは常に楽しそうにしていた姿がとても可愛かったので、今から放送が楽しみです♪

先日放送分のアレンジ解説です

5月8日の2時間スペシャルでは、


「かあさん」ハルモニアアンサンブル
「花街の母」Jスコラーズ
「わが人生に悔いなし」神野美伽さんとハルモニアアンサンブルのコラボ

 

の3曲が新曲アレンジで放送されました。


(島津亜矢さんの「感謝状〜母へのメッセージ〜」が再放送されてとても嬉しかったです!!)

 

では、以下解説諸々です。

 

「かあさん」
まずこの曲は4番までありますので、飽きっぽいワタクシは同じことの繰り返しはやりたくありません。

ですので、先に簡単に、

 

1番女声メイン
2番男声メイン
3番ソロ
4番アカペラ始まりで盛り上げる(母への気持ち)

 

という計画を立てて、打ち合わせの時に「原曲通りに〜」等の指定はなく、せっかくのハルモニアアンサンブル担当曲なので合唱として美しく聴こえるアレンジを心がけて書きました。

 

あとは1番から2番、2番から3番…と移行するときにそれぞれ工夫して(ほんの短い数拍の事ですが)こだわってみました。

 

するとすると。

 

この日のハルモニアピアニストは、なんと杜の音レギュラーピアニストのお一人、追川さん!

 

彼はどんなジャンルの音楽でも弾きこなす素晴らしいプレイヤーさんですが(しかも某回ではセリフまで…!)、私が個人的に素晴らしい〜〜!と唸ってしまうのは彼の歌心のある繊細な表現です。

 

しんみり系の音楽の時にその良さが特に涙腺を刺激されて泣きそうになるもので、うわ、ぴったりの人がいる…!今回の「かあさん」は絶対泣いてしまう〜〜!と内心焦りました。
(自分の担当曲で泣くアレンジャーいませんよね、冷静に仕事しろって感じですよね)

 

と、そんな心中を微塵もオモテに出さずにいましたら、追川さんの方から拙作アレンジを褒めて下さり、しかも私が勝手にこだわっていた「間の部分」を…
「3番が終わってアカペラ行く前とか、めちゃくちゃ良いですねっ♪」
と言って下さり、ひぇ〜〜っ!!でした…
(ひぇ〜〜っじゃなくてありがとうでしょうが…)

 

ですので、私も追川さんのピアノの繊細な音がとても素晴らしいと思っているので、お互いにお互いを褒め合ってテンションを上げる、という一幕もあり…(なんだそりゃ)

 

そんなこんなで、ずっと聴いていたいーと思っていたら曲自体が短いのであっという間に終わってしまいました〜

またいつの日か、ハルモニアアンサンブルと繊細な追川さんコラボがあると嬉しいです!

 


「花街の母」
こちらは非常にインパクトのある歌詞に、さてどうしたものかなと、しばらく歌詞と睨めっこ。

 

うーんうーん、とこの世界観を想像したり、やっぱり榎本先生に弾いて頂くからにはこういう展開が欲しいな、とピアニスティックな視点から考えたり、個人的な解釈ですが「花嫁姿が見たい親心」をヒシヒシと感じる娘という立場でもありますので(全然笑えない…)
やっぱりここはグッとくる演出をしたいな〜
親孝行のためにも…

 

とかなんかだいぶ私情も挟みつつのアレンジ開始前の気持ちをまとめ、原曲のインパクトが強い曲はなるべく原曲に沿うアレンジが良いと最近は思っているので、

 

1番、原曲要素で
2番、オリジナルアレンジ(ピアノをカッコよく)
間奏、榎本先生のカッコいいピアノが聴きたい
4番、原曲要素とオリジナルを合わせる

 

という事で無事に?まとまりました。

 

収録当日、自分で狙って書いたにもかかわらず、Jスコラーズの皆さんの表現力、そして榎本先生の熱いピアノにやっぱり
「♪そーれーーぇえは、おまえーーえぇの、はなよーーめすーがーたーー」
で熱いものが込み上げてしまい、ヤバイヤバイ!
皆さん素晴らしい!!!拍手!!!
と、カメリハで満足してしまいました。

 

榎本先生はカメリハが終わると必ず書き手の想いを聞いて下さるのですが、
「もう要求なんてなんもないです、はなよーーめすーがーたーー、が泣けます、自分で書いたのに」
と言ったらメンバーの皆さんにフフフフ、と微笑まれてしまいました……
変なアレンジャーだわ、ほんとに…

 

本番テイクもワタクシの想像を超えた熱演で歌いきって下さり、素晴らしい演奏に胸打たれた「花街の母」でした。

 


「わが人生に悔いなし」
いつもコラボはあまりやらないワタクシですが、前回神野美伽さんがゲストでいらしたときにすんばらしいパフォーマンスに心底感動してしまい、もし次があって、もし、担当出来そうな曲があれば書きたい!書かせて下さいっ!と思っていたら、打ち合わせ時の選曲表にこの曲のタイトルがありました。

 

わが両親は石原裕次郎のファンでもありますので、親孝行案件として、そしてこの曲のエピソードを歌好き両親からめちゃくちゃ聞いていたので、自ら挙手!

 

とはいえ、コラボなのでメインはゲストの神野美伽さん。
あまり自分色強くは絶対にやらないぞ!と思っていた数日後に制作側から、
神野美伽さんのピアニストは小原孝さんです」
との連絡があり、手が震えました!

 

小原孝さん、好きでお会いしたいピアニストの1人でした!!!

 

前回番組に小原さんがいらしたときのゲストははいだしょうこさんだったのですが、その回の収録はちょうど今のような、年間でバレエピアノの仕事が一番忙しくなる時期だったので、泣く泣く辞退…
小原さんにはお会いできなかったんです。。。

 

しかしその年のラフォルジュルネで小原さんのコンサートを聴くことが出来、小原さんの演奏に心底「音楽を楽しむって、こういうことだよね…」と、いつも気づくと真面目に時に悶々と音楽に取り組んでしまう自分に、
「もっと自由に、楽しんで良いんだよー」
と語りかけてくれているような演奏にとても感動しました。

 

そんな経緯もありつつの今回でしたので、もうテンションマックスで譜面に向かい、うわーー!!となりそうになるのを抑えながら、小原さんが弾いて下さると分かったらもういろんなアイデアが出てしまって止められません!

 

リテイクが来たら来たで、ワタクシの小原さんへの熱い想いを伝えてなんとかこのままやってもらえないかと言おう!と強気の姿勢で提出。

 

はい、リテイク、きました!笑

 

といっても、私が勝手に熱いアレンジをした部分ではなく、最後の最後に神野さんがソロで歌う形にしたい、とディレクターさんからの連絡。

 

この要望も、神野さんへの、この歌への熱い想いを感じましたので、音楽的におかしくならず不自然な流れにならないよう話し合って、今回の形をとりました。

 

収録当日、ついに小原さんにお会い出来る〜!とテンション高めでスタジオへ。
小原さんがリハーサル室に入って来られて、思わず「小原さんっ!」と言ってしまい、慌てて自己紹介…

 

そして本番前の打ち合わせを終えて、いざ収録!

 

私は、もう、たまげました。。。

小原さん、やっぱり凄すぎます…

 

私が書いた音符は決して省くことなく(めっちゃ書いてある)更にそこに「小原さんテイスト」を足して、めちゃくちゃ良いものにして下さっている…

 

こんなこと出来ますか?普通…

 

たとえば、書いてある音を弾かないで自分流にアレンジする、とかならあると思います。
コードしか書いてない、とか。
そういう場合なら自分流に弾く。あると思います。

 

でも、譜面の音を省くことなくさりげなくキラキラと付け足したり、譜面に書いてある音に更に音を足してより厚みを増して重厚なサウンドにしたり、、、

 

プラスをプラスするって言うんですかね、
私が書いた音はちゃんと弾いて下さってて、もう凄すぎてひれ伏したくなりました…!!

 

神野さんの魂のこもった歌と、小原さんの凄すぎる神ピアノ、そしてメインになったときの美しさがハンパなかったハルモニアアンサンブル。

 

なんかめちゃくちゃに凄い「わが人生に悔いなし」でした……

ボーゼン……

 

神野美伽さん曲が全て撮り終わり、小原さんにお声かけしてお話しをして下さり、お写真も撮って頂きました〜〜!!

 

「また、絶対コンサート行きます!1人ボレロ(小原さんがたった1人、ピアノソロで弾くラヴェルボレロ。エンディングに向かうまでのプロセスがめちゃくちゃ凄い、そして圧巻のエンディングに開いた口が塞がらなくなること間違いなしです)また聴きたいです!」
と最後までお見送り…涙

 

て、全然アレンジ解説になってない!笑

 

もうすみません…
昔からミュージシャンオタクなんでつい…

 

自分も弾いたり書いたりしますが、結局のところ素晴らしい演奏を「聴く」のが一番好きです…。
ミュージシャンの方々を心から尊敬しているアレンジャーなので、本当にすみません。。。


なんだかいつもと方向性が全く違って崩壊してしまいましたが、今回はこのへんで…

 

番組関係では、20日の公開収録に向けてのリハーサルやその他諸々が始動してます!


もしかしたら当日のお楽しみかも知れませんので詳しくは書きませんが、1曲は新曲アレンジ、そして3曲再演して頂くことになりとても嬉しいです♪

 

我々アレンジャーは一番大変な状況を終えているので(アレンジ譜面提出)あとはそれぞれリハーサルに立ち会うことだけだったりしていますが、本番はこちらもドキドキです。
客席から祈ることしか出来ませんので!

 

どうか皆様に楽しんで頂けるような日になりますように…☆

アレンジ解説前回放送分

前回放送分のアレンジ解説です!

 

「水色の恋」
時代背景や天地真理さんのことを調べつつ、詞を読んでいて気になった「白雪姫みたいな私」って何なんだろう??と引っかかり、作詞作曲した田上えりさん、田上みどりさんの事を調べ…

いろんなエピソードが出て来ましたが、結論から言って「深い意味はない」とのこと。


「フィーリングで可愛いイメージを出したかったから」だとか。

 

なるほど!可愛いイメージね!ということでアレンジの方向性は「可愛い」にプラスお嬢様要素、ということになりました。

 

収録のときも、とにかく可愛くお願いします、と言いましたがフェリスの皆さんはただでさえ可愛いので、念を押す必要なかったですね。

放送を聴いても、うん、可愛い。と何回も頷いてしまいました。


アテンションプリーズ
こちらですが、原曲を聴いて「男子の入る隙がない…」と絶望……
混声の発注だったのです。

 

歌詞の言葉使いや、まさにスチュワーデスさんをイメージする歌の内容だったりと、ここに男声を入れて影の役目にするより、いっそのこと女声のみの雰囲気で爽やかにハツラツと歌ってもらった方が原曲のイメージに近くなるんじゃないかなと思ったのでご相談後にそうさせて頂きました。

 

また、原曲で使われているいろんなパーツが個性的で、コード進行も面白いなこれ〜と思ったので、ほとんど原曲の要素を使ってアレンジしました。

 

イントロもどう当てはめたら原曲っぽくなるか、使える楽器はピアノしかないので何度かパターンを繰り返して自分で弾いたものを録音して聴き比べたりして試してみたり…。

 

ピアノに細かいパッセージが多くて小技の効かない私が弾くのは少々大変でしたが(提出デモ音源自作自演アレンジャー…)、本番ではピアニストの榎本さんがバッチリカッコよく決めて演奏して下さり、とてもありがたかったです☆

 

2番だけ、少し雰囲気を優しくしてみましたが、その他はかなり原曲寄りのアレンジで落ち着きました。

 

女声のみでこういう勢いのある曲のアレンジをする機会はなかなか無いので、書いている最中もとても楽しかったです!

 

アレンジ解説は以上です。

 

明日の放送は2時間スペシャルです。
番組ホームページを見て、おかあさん、かあさん、母、お母さんお母さんと母の歌スペシャルな前半で、タイトルだけ見てもなんかスゴイ…


その中での担当アレンジ曲は、
「かあさん」ハルモニア
「花街の母」Jスコラーズ

 

そして後半の男の生きざま名曲選では、
「わが人生に悔いなし」神野美伽ハルモニアコラボ
をアレンジしました!

 

明日は公開収録の練習に立ち会うのでリアルタイムでは観られませんが、名演が沢山あったので帰宅後にじっくり聴きたいと思います☆

いつものアレンジ解説その他

いまだに締め切りに追われていますが、今日は机から離れて移動時間が長いので、その間に。

 

家にいても常に仕事かまたはピアノの練習があるのでなかなか休まりません。

 

時々こうして遠出の仕事があると、道中でゆっくり出来るので嬉しいなーと思ったり。。。

 

 

4月24日は「再会」が放送されました。
こちらのアレンジについていつもの解説的なものを。

 

「再会」をアレンジすることになって、まず最初にしたことはネット検索…
こういう時代で時短が可能な世の中で有難いなと思いますが、とりあえず曲の時代背景、当時の状況、どんなふうにこの曲が流れていたのか、作曲家、作詞家の想いなどなど、調べられることは徹底的に時間の許す限りに調べてからイメージを作ってまとめていきます。

 

その中で「えっ?」と思ったのが、某ドラマのタイトルをたくさん見たこと。
どういうこっちゃ、と思って関連サイトに飛んだところ、クドカンさんの脚本ドラマの中でこの「再会」が劇中で流れたと。
ドラマ、最近見てないから全然知りませんでしたが、そんなふうに使われたりもする曲なのね、と思ったり。

 

というのもこの曲の歌詞の内容がとてもインパクトがあるからで、特に2番の「監獄の壁」なんてそれだけでずーーん…と何か重たいものを感じてしまいます。

 

しかし、主人公はまたいつの日か愛する人に会える日を信じているわけですが、それにしても切ない。

この世界観を洗足の合唱で、どう形にするか。。。

 

なんといっても皆さん若くてエネルギッシュで、明るいイメージがある合唱団なので、ここが一番の悩みどころでした。

 

じゃあちょっとだけ、原曲のイメージより若者なイメージ…なコードと、あとはどうしても女声がメインになる歌詞なので、せっかくの男声が常に裏方では勿体無いな〜というところから導いたのが、イントロと間奏の(出来る限り原曲を壊さない程度のどこかで聴いたことありそうでオリジナルだと分からない程度のありふれた)メロディーを作って当てはめることにしました。

 

それから、重たくなりそうな2番は女声ソロでピアノがオルゴール的なイメージで、なるべく軽く沈まないまま愛する人と共に過ごした過去を回想する間奏から3番へ盛り上げて、最後は切なく終わる、という形で落ち着きました。

 

久しぶりに、とても大変でした!笑

 

勝手な意見ですが、番組ももう5年目に入り、私が参加してからも3年。
今ではだいぶ各合唱団の個性、ピアニストさんの雰囲気や指揮者の先生とのコミュニケーションが取れてきたのもあって、この合唱団ならこういうアレンジ、という形が出来上がりつつあります。

 

私は性格的にもあまり冒険をするのが好きではなく、オーソドックスなものの方を好む傾向があるので、もし合唱団の雰囲気と原曲のイメージが違う曲を担当する事になった場合、この違和感をなんとか回避しようとする気持ちが強いです。

 

そんなわけで、この「再会」も洗足の皆さん前提で書いたアレンジなので、他の団体の演奏だったらこのようなアレンジにはなっていなかったかと思います。

私にとっても良い勉強になった一曲でした。

 

アレンジ解説は以上です。


5月20日の公開収録まで1ヶ月を切りましたが、今回は全団体という大所帯でのコンサート。
全員合唱とか、どうなってしまうのだろうか…
ステージに全員上がれるのかな、と勝手に心配していますが、当日のお楽しみにしておきましょう。

 

今回は忙しい時期に入ってからの発注だったので、残念ながら新曲アレンジは1曲のみですが、それでも一曲入魂で今回もコンサート用に熱い気持ちを込めてアレンジしましたので、会場で聴いて頂けたら嬉しいです!

 

次回の放送では2曲の新曲アレンジがあります。
また放送前か放送後にアレンジ解説をしたいと思います。

今年もやってまいりました!

毎年恒例の6月頭のバレエの試験で、今年も新しいグレードの曲を弾きます、46曲くらい…

 

で、いつものグレードの曲数を合わせたら今年も200曲近く弾くことになるでしょう〜…(遠い目)

 

さてそろそろ机にばかり向かってないでピアニスト要素も入れていかなきゃ間に合わないぞ。(身体が)

 

今の状態で全部弾いたら確実に腕も腰も背中もぶっ壊れちゃうので、ここから地道にコツコツと、弾ける身体にしていきます。毎年のことですが。

 

昨日はアレンジの清書を最後まで終わらせてから、新しいグレードの楽譜と音源でアーティキュレーションのチェックから。

 

バレエのピアノはもちろん踊るための音楽なので、楽譜に書いてあることだけ守れば良いというものでもなく、また楽譜に書いてあるアーティキュレーションが必ずしも合っているとは限らない、という事に数年前に気づき、それが分かってからは楽譜の情報よりも音源重視(ただしこれはバレエピアノに限る)という事で、自分が譜面から受け取る情報よりも音源のアーティキュレーションを譜面に書き込んだ方が、より踊りのための演奏に近くなる事が分かったので、まずはそこからが私の第一歩になります。(長い)

 

この作業をしていると思い出すのは、大学のときのソルフェージュの授業で、アーティキュレーションを譜面に書き込む課題がありました。


(多分授業だったと思うけど、もしかしたら浪人中についてたソルフェージュの先生のレッスンだったかも…。もう20数年前の事なのでうろ覚えです…)

 

譜面には音だけ、または全然違うアーティキュレーションが書いてあって、聴音と同じように音源、または先生の演奏を聴きます。

譜面にスラーやスタッカート、強弱を書き込むのですが、聴いて音を書くのと感覚が違って、慣れるまではすごく大変でした。


でも間違い探しみたいで面白かったけど。

 

こういうときに、あ、役に立ってるな〜と思いますが、一番は音源通りのアーティキュレーションを譜面に正しく書き込んで出版して欲しいなぁと思ったり…
まあ不備があることに対しての文句なんですが。。。

 

それにしても音源を聴いて思うこと。

バレエピアニストさんの演奏って、独特なリズムの取り方などはもちろんだけど、小技が効いてて凄い!と思います。

なーーんでそんなの軽々と弾けるのー??と思うようなレンジの広さや重音の取り方。
練習したって難しいでしょー!というような独特な音の並びのパッセージを難なく弾いていて、もうヤバイです…

ホントに素晴らしい…!

 

かなり弾きこまないと弾けない曲もいくつかあることが分かったので(もう自分の苦手な分野は弾かなくても分かる…)、通常レッスンで慣れていきながら、本番に向けて生徒さんと一緒の気持ちで私も試験に向けて今年もピアニスト業、頑張ります!